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【予防片づけ術1】ヒントは工場の生産ライン。散らからない家の秘訣とは。

効率の良い家事を日々研究している本間朝子さん。散らからないための「予防片づけ」を提案しています。

本間さん宅のダイニングスペース。奥にあるキッチンにも、無駄なものが一切置かれていなくすっきり。

本間さん宅のダイニングスペース。奥にあるキッチンにも、無駄なものが一切置かれていなくすっきり。


家事の時短アイデアを考案している本間朝子さんが注目したのが、散らかさないための“帰宅後の動き方” 。

「家に帰ったときが、一気に外から物が入ってくる瞬間。この時どう動くかで、物が散らかる最初の段階を食い止めることができるのです」

家に帰るとホッとして、頭のスイッチがオフになる人が多いはず。でも、外から持ち込んだ物を所定の場所に入れるまではオンのままでがんばりましょう。

「物は、ひとつ置いてあると、自分も家族も片づけ意識がゆるんでしまい、どんどん増えてしまいます。そうなると片づけがさらに億劫になってしまうので、最初の“予防” が重要、というわけです。そもそも片づけが得意な人というのは、動きに迷いがなく、あまり頭を使わずに片づけているもの。型どおりの動きを毎回繰り返せば、無意識のうちに片づけができます。自分の家の間取りに合わせて無駄のない動きを考えましょう」

リビング。ソファの向こう側には、本間さんのデスクと資料などをまとめたワーキングスペースが。

リビング。ソファの向こう側には、本間さんのデスクと資料などをまとめたワーキングスペースが。


帰宅時以外にも実践法があります。

「まず自宅でよく散らかるものに注目しましょう。散らかりがちなものの傾向がわかったら、次は物を使う場所としまう場所の距離を短くする工夫を。片づける動作の途中に、寄り道できる余裕を作らないのが一番です。この動線と動作がコンパクトになればなるほど、億劫さが軽減します」

この考え方は、なんと工場の生産ラインからヒントを得たそう。

「整然と物が整理されていないと、作業の効率は上がりませんよね。片づけも同じで、工場のように動線を短くすれば効率化は簡単です」

さらに、一回5〜10分の小片づけタイムを日に何回か設けること。

「作業が一段落したときや寝る前などにそのままにせず、一度部屋をリセット。散らかりを防げます」

片づけは家事全般を支える下地。家が片づいていたら、炊事も掃除も効率良くこなせます。ストレスも労力もなくできる方法、ぜひ取り入れてみて。

◎本間朝子さん・知的家事プロデューサー/手抜きをせず無駄な労力を省く“時短家事”がモットー。著書に『幸せを呼ぶ家事「時短」楽しい小ワザ88』(祥伝社黄金文庫)など。

『クロワッサン』898号(2015年2月10日号)より

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