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吊るして、引っかけて。小空間が生きる裏ワザ収納術。
意外に生かせるのが、階段裏やドアの内側などの小さな空間。まさに裏ワザと言える収納活用法を聞きました。
「私自身、買い物大好きだし、ものに愛着があって捨てられないんです」と話す、ホームオーガナイザーの吉島智美さん。それでも自宅がすっきり片づいているのは、小ワザの利いた収納術のおかげ。
「好きなのはフックとキャスター。フックがあれば、どんな所にでも収納場所を作れるんですよ」
フックを階段の裏、クロゼットの扉の内側などに取り付けて、洋服を掛けたり、帽子やスカーフなど外出時に必要なものを収納したり。まさに「裏ワザ」の見せどころ。
キャスターは家具や観葉植物置きなどに取り付けるだけで、ゴロゴロと場所を移動できる。クロゼットや台所のシンクの奥にしまいこむものも、キャスター付きの台にのせておけば、台ごとラクに引き出せる。
「適した場所に収まって、しかも取り出しゃすい。収納の極意ですね」
洋灯吊・ピンチ
シンプルなフックこそ、使い道がいっぱい。階段裏、ドアの内側など意外な場所がねじフック(洋灯吊)ひとつで収納スペースになる。ハンガーやピンチを組み合わせると、いろんな収納に応用できます。
貼る・フック
壁や天井に貼り付けるだけの手軽なフックも、貼り替えが可能なもの、水濡れに強いものなど、確実に進化しているもよう。なかなかきれいにできなかった水回りの収納がやりやすくなるかも。
キャスター
動かすのがイヤになる重いものや、移動させたいものはキャスターをつけると便利。重い植木鉢も日当たりのいい場所にさっと移動できます。
「板を買ってきて裏にキャスターをつけるだけですよ」
◎吉島智美・ホームオーガナイザー/建築家、収納アドバイザーの肩書きも持つ。著書に『片づけの女神』ほか多数。
『クロワッサン』898号(2015年4月10日号)より
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