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Vol. 2 夏にも冷えにも負けない体に。「よもぎ蒸し」で暑熱順化(しょねつじゅんか)

誰がなんと言おうと(誰も何も言ってないけど)、体が緩んで開放的な夏が好き。
強烈な紫外線や冷房による乾燥、睡眠不足、栄養の乱れ…etc. で、夏は「老け」が進む…と言われたって、寒さに肩や首をこわばらして頭痛になるよりずっといい。

とはいえ……。

なんだろう、この体の重み。
数年前まで、この「もわ〜っ」とした温かい風に吹かれると「やっと来た!私の季節♪」なんていい気になっていたのに。
体に湿気がこもって、まるで水を吸った重いタオルのようだ。

そんなときに目にした「暑熱順化(しょねつじゅんか)」という文字。
簡単にいうと、暑さに耐えられる夏モードの体になること。
暑さを感じて汗をかいたり、効率的に体温を下げられるように血流を増やしたりして、自然に体温調節できるように体が適応した状態を言うそうだ。

通常であれば、日本では夏に向かってだんだんと気温が上がっていくので、梅雨明けぐらいに自然と暑熱順化が完了している。
それが、急激な温度上昇があったり、冷房の効いた部屋で過ごしてばかりいると暑熱順化がうまくいかなくなる。
今年は6月に入って夏日を超える日が続いたし、家では冷房はかけないけど、外出先では冷房の効いた環境。これだ!私の体は「暑熱順化」が上手にできていないんだ!

「暑熱順化」が注目されているのは、熱中症対策として。
暑熱順化すると、ナトリウム量の少ないサラサラ汗がかけるようになり、体液バランスが崩れにくくなり「熱中症対策」になるそうだ。加えて、夏モードの体になれれば、大好きな夏をもっと快適に過ごせるに違いない。
そこで早速、暑熱順化に取り組むことにした。
上手に暑熱順化するためには、積極的に「汗をかくこと」。汗をかく自律神経の反応がよくなれば体温上昇を防ぐのがうまくなるそうだ。
ウォーキングなどの軽い運動のほか、半身浴やサウナなどでもいいらしい。
せっかく汗をかくなら、プラスαで体にいいことないかな〜?
と見つけたのが「よもぎ蒸しパッド」なるもの。

「よもぎ蒸し」とは、韓国で数600年前から行われている健康法で、よもぎを煎じて下半身を蒸して温める。発汗を促してデトックスし、婦人科系の改善や美肌、代謝アップなども期待できるという。日本で体験できるサロンも増えているようだ。

そのよもぎ蒸しが自宅で簡単にできるのが「よもぎ蒸しパッド」。
よもぎが入ったパッドを下着に取り付けるだけで体をじんわりと温めてくれる。
パッドを装着して、買い物がてら歩いたり、エアコンをかけずに家事をしているとじんわりと汗もでてくる。食事をするときも、いつもより体がポカポカしてきた。

封を開けるとほんのりよもぎの香りがするが、着けているときには気にならない。

確実に「暑熱順化」するには、運動する方が手っ取り早いかもしれないが、時間がないときや運動する気が起きないときに活用している。冷房の冷え対策にもおすすめ。
今度はサロンで本格よもぎ蒸しにチャレンジしてみたい!

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