持ちやすく構えやすいスマホは、被写体にカメラを近づけるのも容易。
「スマホの機種によって異なりますが、一般的には10cm程度まで、中には4〜5cmまで近寄って接写撮影できるものも。被写体に近づけば近づくほど背景のボケが大きくなり、より立体感のある写真が撮れます」
上のお手本では、手前の花を接写して、遠近感が美しい広がりある花畑に。
一方、寄りの画像はデジタルズーム機能でもできるが、ズームの度合いを示す〈ズームバー〉の3分の1〜半分程度までに留めておきたい、と黒田さん。
「デジタルズームは画質の低下を招くので限度はそこまで。写り込ませたくないものを避ける、画角の調整、整理のために使う意識にしておきましょう」