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【バス・トイレ・洗面所編】水回りをリフォームすると、 暮らしの質がぐんと上がります。

  • 文・新田草子 リフォーム実例写真提供・スタイル工房

【お悩み】生活感まる出しの風呂や洗面所がイヤ。おしゃれで、くつろげる場所に変えたい。

【解決策】既製設備を使ってカスタマイズ。 見せたくないものは目隠しを。

殺風景になりがちな洗面所や風呂を、素敵な空間にするには。
「既製の洗面台は、造作と組み合わせれば好みのテイストに。味気ないユニットバスがイヤなので在来工法にしたいという声も聞きますが、防水性が心配。双方の”いいとこ取り”をするなら、規格サイズの防水パンを用いてセミオーダーする手も」

在来工法のような、こだわりのバスルーム。

規格サイズの防水パンに好みの金具やタイルなどを使い、こだわりの空間に。防水性が高く工期も短い。ジャパンコーラー社によるセミオーダー例。(ジャパンコーラー 03-6277-2017)

既成品+好みの鏡やタイルで、 居心地のいい洗面所が誕生。

トクラスの洗面台の周りにタイルや棚を造作で取り付けた。鏡はIKEA製。予算をあまりかけずとも、気持ちのいい空間を作れるという好例。

慌ただしかったメイクタイムが、 自分と向き合う癒やしの時間に。

洗面所の一角にカウンターを設け、壁を鏡張りに。広々としたメイクスペースを作った。「自分のためにゆっくりと時間を使いたい。かねてからのそんな要望を形にした例です」

生活感を醸すものは、1カ所にまとめて目隠し。

洗面所は、意外と来客の目に触れるところ。こちらの家では洗濯機の前にブラインドを設けて目隠しに。下ろしてしまえば生活感ゼロ、来客側も気兼ねなく洗面所を使える。

【お悩み】狭くて暗いトイレや風呂、洗面所。スペースがないから諦めるしかない?

【解決策】一体化する、室内窓を設ける。発想の転換で気持ちよく。

とくにマンションに多く見られる、窓のない風呂やトイレ、洗面所には、どうしても閉塞感が生まれてしまう。解決策は?
「トイレと洗面所、あるいは風呂までを同じ空間にまとめるという方法がひとつ。あとは、廊下やほかの部屋に面した壁の一部に室内窓を作ると、思った以上に明るくなります」

思い切って一体化すると、こんなに広々。

上・トイレと洗面所を同じ空間に。ユニットバスとの仕切りを透明にしたことで、さらに開放感がアップ。下・トイレと風呂、洗面所をすべて一体化し、ホテルライクなスペースにした。

小さな窓でも効果抜群。 風通しが良くなることも。

左・トイレと洗面所の上部に設けた室内窓。わずかな光が入るだけで空間に広がりが生まれる。右・風呂に、リビングに向いた室内窓を作った大胆な例。風通しは抜群だとか。

わたなべ・のりえ東京・浜田山に本社を持つリノベーション会社、スタイル工房(0120-587-250)で、リフォームのプランニングを担当。

『クロワッサン』961号より

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※ 記事中の商品価格は、特に表記がない場合は税込価格です。ただしクロワッサン1043号以前から転載した記事に関しては、本体のみ(税抜き)の価格となります。

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