田辺家の猫は、おっとりとした性格のマンチカンの“ココ”(3歳)、一番やんちゃなロシアンブルーの“ノン”(2歳)、人懐こい末っ子格ノルウェージャンフォレストキャットの“ポップ”(2歳)の3匹。すべてオスである。3匹とも来客があっても我関せず。人見知りをすることもなく、キャットウォークをモデルばりに堂々と歩いている。
田辺家のキャットウォークも床から高さ約2mに作った。これなら、掃除をする時にモップも軽々届くし、手を伸ばせば猫を下ろすこともできる。階段やベッドはTV台の後ろに配置。
「猫は、TVを見ている飼い主の顔を見るのが好きなので、ここに居場所をたくさん作りました」(清水さん)
「確かに、TVを見ながらふと猫を見ると、たびたび目が合う」(義章さん)
DKの上はガラス板にし、調理中も、食事をしながらもコミュニケーションがとれる仕掛けだ。見上げるとガラス越しにモフモフの毛と肉球が見える、愛猫家にはたまらない景色。
「でも料理している時に飛び降りてくるようなことはなく、じっと上から見下ろされています」と妻の純子さん。