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【リフォームのヒント】箱型の賃貸ワンルームは、家具を使って自分らしく棲み分ける。

  • 撮影・徳永 彩(kiki) 文・板倉ミキコ

新しい家具は全部自分で柿渋を塗装。

前の家から持ち込んだ家具は、北欧製の大きめのダイニングテーブルのみ。
「アンティークなんですが、今回購入した無垢の家具とも馴染んでますね。新しい家具は全部自分で柿渋を塗り、ワックスで仕上げましたが、部屋に置いた時点で、前から使っていたように感じて、愛着が湧きました」

家具は最小限に厳選。空間全体を有意義に使う。
部屋に置いた家具は大きめのダイニングテーブルと仕事用のデスクのみ。家具を減らすことで空間を自由に使える。窓際に配した手仕事のためのクラフトデスクも「杉工場」のもの。

柿渋は暮らしに役立つ塗料。

柿渋は何百年の歴史を持つ天然塗料だが、染料としてだけでなく、防腐、抗菌、防虫、消臭作用がある、暮らしに役立つ塗料。

「今後は洋服の製作だけでなく、この部屋を大人のサロンのように使い、衣食住を提案するワークショップなどもやっていきたいんです。すっきりした佇まいの美しい家具は、そんな場を作るインテリアとしても最適です」

自分で柿渋を塗り重ねた家具は、新品ながら愛着が湧く。
柿渋は3回塗り重ねた。最後にワックスをかけると、ナラ材の木目が際立つ美しい仕上がりに。自分で手がけただけに愛着もひとしお。

見た目の味わいと、機能性を付与する柿渋塗装。

今回は木の表面にヤスリをかけ、刷毛で水で2倍に薄めた柿渋を三度塗りした。色などの風合いは好みで調整可。ワックスやオイルで仕上げる。柿渋とワックスは自然由来の材料で質がよい京都の「トミヤマ」(TEL:0743-93-1017 http://www.kakishibu.com )のもの。

家具製作●杉工場 福岡県うきは市にある明治中期ごろ創業の家具工場。大橋さんが使う家具は、工場の新しいシリーズ、豊かな暮らしのために考えられた贅沢な家具「K&K」のもの中心。http://www.sugikouba.com(TEL:0943-75-3108)

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