1階は両親の居住空間であるだけでなく、キッチンは、料理家でもあるむらきさんの料理教室としても使う。
「父がこだわって作った、光が降り注ぐ、ダイニング奥の大きな窓。その前に三和土を作り、料理教室の生徒さん用のエントランスにしました。生徒さんは庭の緑を楽しめるし、普段の生活で使う玄関と分けられ、両親のプライバシーを確保できたのがうれしいです」
料理教室で活躍するアイランドキッチンは、母親が料理をする時にも使いやすいようにと気を配った。
「母の料理の動線を考えながら作りました。大きめのパントリーを作ったことで、改築前より物を探しやすくなったと母にも好評です」
ダイニングとリビングの間の扉を開け放てることで、広々した空間を確保。
「妹一家が訪れて3家族でくつろぐ時にも充分な開放感があります。両親も満足してくれたのでよかったですね」