結婚後、14年ぶりに両親との同居を決め、実家を二世帯住居にリフォームしたむらき じゅんさん。
「実家の場所が大好きだったのと、両親と夫の関係がとても良好だったので決意しました」
リフォーム前の家は、一級建築士の資格を持つむらきさんの父親が設計した。
「広さは充分なんですが、母がちょこちょこと内装のリフォームを繰り返した結果、キッチンやダイニングなどが逆に使いづらくなっていたんです」
今回、リフォームの資金計画も含め、快適な二世帯住宅に生まれ変わらせるプランを全面的に任せてもらった。
「私が選ぶほうが絶対良くなるからって母を説得しました(笑)。でも、私と好みが似ているので安心はしていたようです。リビングを中心に考えた部屋作りは、1階と2階に共通して取り入れたテーマですが、もともとあった実家の家具を生かして、両親好みのテイストを反映させたりと工夫しました」