イイホシさんの器使いは、固定観念にとらわれない汎用性が鍵。和食用、洋食用と区別せずに、食事もデザートも、組み合わせは自由自在。フルーツやサラダが似合いそうな「クリスタリン」のごく薄手のガラスボウルに刺身を盛り付けたりする。このシリーズは昔ながらの製法で、技術の高い職人が木の型に押し当ててひとつひとつガラスを宙吹きするブロウ成形。のびやかなたたずまいが気持ちいい。
「刺身のパックを買ってきて、つまごとのせかえるだけ。よくやるんです。ガラスの器だと、新鮮ですよね」
同シリーズのガラスボウルのSサイズは、ひとまわり大きい小皿にのせて、アイスクリームや羊羹をひとくちだけサービスするのにもぴったり。
「来客のときなど、ちょっとだけなので気を遣わせずにすみますし、食後のデザートにもちょうどいいですよ」