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猫もタンパク質不足? 週に一回は「自然食」を。

  • 撮影・千田彩子 文・葛山あかね

実践編に進む前に、自然食の考え方に基づいたペットフード選びのコツを教えてもらうことにした。「まずはラベルの原材料をチェックしましょう。原材料は使用量が多い順に並んでいるので、トップにチキンやビーフといった動物性タンパク質が表記されていることが一つのポイント」

さらに、食品添加物などがなるべく入っていないフードを選ぶこと。「着色料や増粘剤など添加物にはいろいろありますが、なかでも注意したいのがエトキシキンやBHA、BHTなどの合成酸化防止剤です。ただ、ドライフードの酸化は食中毒やがんなどの病気を招く恐れもあるので、ビタミンCやクエン酸、ローズマリー抽出物などの天然酸化防止剤を用いているものを選ぶように」

また、酸化を防ぐためにはできるだけ小袋タイプを購入する、直射日光を避け、冷蔵庫や冷凍庫で保管すること。開けたら2〜4週間で使いきり、さらには置き餌をしないこと。ぜひ、参考にしてほしい。

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生肉はハードルが高いという方におすすめ。原料はホルモン剤や抗生物質などを一切使わず放し飼いで飼育された鶏肉。調味料なども使わず肉そのもののおいしさが楽しめる。

フードはコブクロに入れて冷蔵庫へ。

フードの酸化は猫の健康に悪影響を及ぼすことになる。保存するときは小袋に入れて冷凍庫や冷蔵庫に入れよう。また、出し入れの際は室温との温度差にも気をつけるようにしたい。

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※ 記事中の商品価格は、特に表記がない場合は税込価格です。ただしクロワッサン1043号以前から転載した記事に関しては、本体のみ(税抜き)の価格となります。

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