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ぶさかわな表情とまあるいフォルムの猫、ぽてくん。

  • 撮影・清水朝子 文・石飛カノ

まだ遊びたい盛りの11カ月。好奇心旺盛におもちゃに飛びついてくる。お気に入りの場所であるソファの背もたれから、おもちゃ目がけて華麗なジャンプを披露することも。このショットは、インスタグラム(アカウントはpote_ch)にアップされているのでそちらをご覧あれ。

ほかに3匹の同居猫がいる。10歳のラグドール、9歳のロシアンブルー、4歳のマンチカン。みんな、ぽてくんよりはるかにお兄さん。

「一番年下というのもありますけど、ぽてが一番手がかかります。ほかの猫は好みませんが、ぽての好物は牛肉。オージービーフの赤身の細切れをあげています。ブリーダーさんによると、牛肉を食べると、フォルムが丸くなるらしいです」

ふだんはほとんど鳴かないのに牛肉をねだるときだけ鳴くのだそう。いかにも末っ子猫らしい、ちゃっかりぶり。

「それと、顔がぺたんこなので涙腺が潰れていて涙がしょっちゅう出ます。その涙とほっぺたの模様が一体化してかわいいんですけど、その都度、涙を拭いてあげないといけないし大変」などと言いながら、児玉さん、夜寝るときはぽてくんだけ寝室に連れていき、一緒に寝ているという。理由はもちろん、懐いてほしいから。

「本当は4匹目を飼うつもりはあまりなかったんです。でも見つけちゃったもので……」

出合ってしまったからには、もう飼うしかない。これぞ猫好きの性。

『クロワッサン』954号より

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