素朴で昔懐かしいコッペパン。近年は、さまざまな具を挟んだコッペパンサンドが人気を集め、専門店もできている。「コッペパンのサンドは、パンを横に切るのがおすすめです。たっぷり挟めるし持ち運びしやすいので。具はしょっぱいものも、甘いものも合います。作る時にパンを温め直す必要もないので、気軽に挟んで楽しんでみてください」、と坂田阿希子さん。肉、魚介、卵料理からデザート系まで、コッペパンは幅広い具に合う。色とりどりに揃えれば、ホームパーティにもよさそう。
【絶品サンドイッチ図鑑】坂田阿希子さんのコッペパンサンド。
- 撮影・三東サイ 文・後藤真子
ディル入りスクランブルエッグとマヨネーズ
材料(2個分) コッペパン2個 卵2個 塩小さじ⅓ ディル3枚 バター、マヨネーズ各適量
作り方 ①卵に塩、ディルのみじん切りを加え、フライパンにバターを溶かし、スクランブルにする。②コッペパンの切れ目にマヨネーズをぬり、①を挟む。
シナモンクリームとりんごソテー
材料(2個分) コッペパン2個 紅玉りんご½個 バター大さじ1 きび砂糖小さじ2 レモン汁少々 生クリーム100㎖ 砂糖小さじ1 シナモンパウダー適量
作り方 ①紅玉りんごは皮付きのままくし形切りにしてバターでソテーし、きび砂糖、レモン汁を加えてまぶす。②生クリームに砂糖、シナモンパウダーを加えて泡立てる。③ ②、①の順にコッペパンに挟む。
鯖サンド
材料(2個分) コッペパン2個オリーブ油大さじ2 鯖切り身(3枚おろしにしたもの)2切れ 紫玉ねぎ⅛個 青じそ4~6枚 トマト½個 レモン¼個 塩適量
作り方 ①鯖に塩少々をして、フライパンにオリーブ油大さじ1を熱し、両面をこんがりと焼く。紫玉ねぎは3~4㎜厚さにスライスして水にさらし、トマトは5㎜厚さに切る。②コッペパンの横に切れ目を入れ、オリーブ油をぬり、軽くオーブントースターで温める。③ ②の切れ目に青じそ2~3枚を敷いて、トマトを並べ、紫玉ねぎをのせる。鯖を半分に切って2かけずつのせる。④塩を軽くふりかけて、レモンのくし形切りを添える。レモンを搾っていただく。
カニサラダ
材料(2個分) コッペパン2個 セロリ1本 カニ(ゆでたもの。カニ缶でも可)130g マヨネーズ大さじ2 レモン汁小さじ½ レモンの薄切り½枚 塩、胡椒各少々
作り方 ①セロリはななめ薄切りにしてから極細の千切りにし、水にさらしておく。②カニは殻から身を取り出し、大きめにほぐす。①のセロリの水気をしっかりきってから合わせ、レモン汁、塩、胡椒を加えて混ぜる。③②にマヨネーズを加え、ざっくりと和えてコッペパンに挟む。レモンの薄切りを飾る。
ドライカレーとゆで卵
材料(2個分) コッペパン2個 からしバター大さじ2 マヨネーズ大さじ1 ドライカレー[作りやすい分量/にんにく、しょうが小各1かけ 玉ねぎ½個 合い挽き肉150g サラダ油大さじ1 強力粉大さじ1 カレー粉大さじ2 トマトケチャップ大さじ3 水¼カップ塩小さじ½ 砂糖小さじ1] うずらの卵3個
作り方 ①ドライカレーを作る。玉ねぎ、にんにく、しょうがはみじん切りにする。②鍋にサラダ油を熱し、①を炒める。しんなりしたら挽き肉を加えて炒め、色が変わったら、強力粉、カレー粉を加えて炒め、トマトケチャップ、水を加える。塩、砂糖で味を調え、2~3分煮詰める。③コッペパンの切れ目にからしバター、マヨネーズをぬる。ドライカレー適量をのせ、ゆでて殻をむいたうずらの卵を半分に切って並べる。
『クロワッサン』943号より
●坂田阿希子さん 料理研究家/料理教室SPOONを主宰し、各メディアで活躍。『わたしの作りおき便利帖』(宝島社)ほか著書多数。
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