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弁護士に聞く、どろどろ離婚に
陥らないための基礎知識。

弁護士の比留田薫さんに「こじらせない離婚のすすめ方」を学びます。
  • 撮影・青木和義 文・石飛カノ イラストレーション・斎藤ひろこ(ヒロヒロスタジオ)

離婚にも様々な方法がある。大きく分けると、夫婦の話し合いによる協議離婚と、第三者が間に入る調停または裁判による離婚の2種類。離婚の約9割を占めるのは協議離婚で、調停や裁判まで進むのは少数派。

協議離婚の際、やってはいけないことのひとつが、親、兄弟など当事者ではない人間に口をはさませること。

「うちの子のどこに不満があるんだと両方の親が自分の子どもをかばって、言わなければいいことも言ってしまう。私が弁護士としてつく場合(協議離婚でも弁護士がつくこともある)、親兄弟は表には出しませんが、口をはさんできた場合、やはり揉めることが多いですよ。その内容は実に細かいことばかり」(比留田さん)

妻が晩ご飯を作らない。夫がゴミ捨てを一切しない。七五三のときに誰を呼んだ呼ばない。野菜を送ったのにお礼の電話がない。いや、こんなに野菜を送られても食べ切れるわけがない。

相手の親がカチンときていたことをその場で言ってしまう。他人が聞いたら、そんな些細なことと思うようなことが重大な問題に発展することも。

「20代なら親が口を出すこともありますけれど、40代にもなったら自分たちで話し合うのが常識。これは私たちの問題だから口を出さないでほしいと親兄弟にはっきり伝えましょう」

『クロワッサン』940号より

●比留田薫さん 弁護士/大原法律事務所所属。離婚、相続、破産など民事全般を扱う。監修書に『必ずよくわかる! 離婚の手続き・すすめ方・お金』(主婦の友社)がある。

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