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『生クリームだからおいしい!ふんわり、しっとりケーキ』
刊行、浜内千波さんのトークショー開催。

3月に発売された、料理研究家の浜内千波さんの新刊『生クリームだからおいしい!ふんわり、しっとりケーキ』は、スポンジケーキやパウンドケーキ、マフィン、スコーンなど焼き菓子のレシピをラインナップ。すべてのレシピに生クリームを使うのが、簡単でおいしい焼き上がりになるコツなんだとか。刊行を記念しておこなわれたトークショーのレポートをお届けします。

浜内千波さん(右)。軽やかで楽しいトークに参加者は大満足。

浜内千波さん(右)。軽やかで楽しいトークに参加者は大満足。

会場ではまず、シフォンケーキとスポンジケーキにホイップクリームが添えられた1皿が配られました。

「このスポンジやシフォンケーキ、しっとり、もっちりとしてコクがあるでしょう。ホイップクリームは、生クリーム100gに対して砂糖は大さじ1しか入ってないんですよ」と浜内さん。

「スポンジケーキは簡単なようで、思ったように膨らまなかったり、固くなってしまったりと、失敗しやすいんです。でも、生クリームを少しだけ加えるだけで、こんなにしっとり、ふんわりすることを発見して。そんなときに『明治北海道十勝フレッシュ100』に出合いました。脂肪分40%で、ちょうどいい。これが1パックあれば、生地に少し使ってから余った分をデコレーション用にすれば使い切れるんです」

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「私、以前は体重が100㎏以上あったんですよ」という浜内さん。「でも、今このような体型になったのは、バランスのいい食事を心がけてきたから。確かに生クリームはカロリーが高いのですが、うまみ成分のグルタミンサンが入っているので、ちょこっと使いをすると、ぐんと味がよくなります。『おいしい』という満足感は健康にも役立ちますよ」

レシピづくりの中で一番苦労したのが、表紙にも使われているホワイトチーズケーキ。「納得のいく焼き上がりになるまで、寝ないで3晩かけて焼きました。上手に焼く秘訣は、自宅にあるオーブンと仲良くすることです」。

ラボと名付けられた浜内先生のキッチンスタジオには、電子オーブン4台とガスオーブン2台があり、フル稼働だったそう。「オーブンによって、同じ温度でも焼き加減に強弱がでてしまうことがあります。クセをつかむことで、満足のいく焼き上がりを見つけてくださいね」


実演コーナーでは、参加者にスポンジケーキの生地づくりにチャレンジしてもらうことに。浜内さんから、分量通りに砂糖を入れると固くならないこと、バターは湯せんで溶かすこと、生クリームを混ぜるときは、一度小さなボウルでよく混ぜてから大きなボウルの生地に混ぜるようにすること、デコレーションのホイップクリームは大胆に使用する全量を乗せることなどのアドバイスをもらいました。

実演の体験者に真っ先に手を挙げた小学生の女の子、石原まゆちゃんとお母さんのえいこさん。

実演の体験者に真っ先に手を挙げた小学生の女の子、石原まゆちゃんとお母さんのえいこさん。

「生クリームは植物性のものも売られていますが、砂糖を大さじ3は入れないとおいしくならないんです。この十勝フレッシュは、大さじ1でもコクと甘みがあってとってもミルキーになるんですよ」

先週、10年にわたって関わってきたTVのお仕事を卒業したばかりという浜内さん。「レシピ本を刊行してのトークショーを開催するのは、実は初めてだったんです。今日、皆様にお会いして、来週からまた新しいことにチャレンジする気持ちをいただけました」と、参加者から元気をもらった様子でした。

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