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ちょっとの工夫でさらに美味しい!
パン好きのとっておきの楽しみ方。

パン好きが日頃から自宅で実践している、とっておきのパンの楽しみ方は? 意外な具の組み合わせ方や、シンプルだからこそおいしさが際立つ食べ方などを教えてもらいました。

 
フリーランスライターの門前直子さんは爽やかな風味が魅力の、小豆島『イズライ
フ』の〈グリーンレモンオリーブオイル〉にパンをひたすのがお気に入り。「レモンの香りを楽しむために、シンプルな食事パンで。水分が多めのもちもちしたパンのほうが、オイルがよくしみ込みます」。
香り高いオリーブオイルに シンプルな食事パンをひたして。グリーンレモンオリーブオイル 46g 1,500円 イズライフ

香り高いオリーブオイルに
シンプルな食事パンをひたして。グリーンレモンオリーブオイル 46g 1,500円 イズライフ


作家の島村菜津さん大好きだという、北海道の「共働学舎新得農場」の〈ラクレット〉。大人気のチーズで、受賞歴も多数。日本人向けに、ややマイルドな味わいながら、旨味がしっかり感じられて、満足度高し。「これを薄く切り、カンパーニュなどハード系のパンにのせて表面を焼くと、とろけて最高においしいです」。熱々のうちに召し上がれ。。
豊かな風味がたまらない とろけたラクレットと一緒に。ラクレット 150g 676円 共働学舎新得農場

豊かな風味がたまらない
とろけたラクレットと一緒に。ラクレット 150g 676円 共働学舎新得農場


 
作家の山口恵以子さんが「体脂肪を気にしなくてもよい日がきたら、絶対にやろうと思っている食べ方」として、挙げてもらったのがこちら。おいしい食パンにバターを塗り、砂糖をかける。「昭和30年代生まれなら一度は食べたことがあるはずです。トーストにジャムももちろんおいしいですが、砂糖というところに"昭和感"、懐かしさが漂うじゃありませんか」
郷愁を感じるバターと砂糖のトースト。

郷愁を感じるバターと砂糖のトースト。


 
「バナナとキュウリをスライスし、キュウリは軽く塩もみ。これをこしょうとマヨネーズで和え、トーストしてバターを塗った『紀ノ國屋』のイギリスパンでサンドイッチに」とおすすめしてくれたのは料理研究家の大川雅子さん。マヨネーズがよいまとめ役となり、爽やかな味わい。昔からフルーツサラダが好きで、そこからの発想だそう。「隠し味はバター。ほのかな香りやジュワッとくる食感が美味です」
意外な好相性! バナナとキュウリのサンド。

意外な好相性! バナナとキュウリのサンド。


 
翻訳家の村井理子さん「食パンでもフランスパンでも、常温で、焼いていない状態のものを食べるのが好き」という村井さん。切ったパンにバターをのせ、手元に置いたまな板の上で生の野菜を切り、そのまま挟んで食べるのがお気に入り。「野菜が新鮮であればあるほどおいしいし、焼いていないパンは食べやすく、マヨネーズやからしなどにも合うような気がします」。
パンは焼かず、みずみずしい野菜と共に。

パンは焼かず、みずみずしい野菜と共に。


 
「厚切りトーストにバターだけをのせて食べるのが一番好き」という漫画家のほしさん。食パンは「山崎製パン」の〈超芳醇〉が定番。しっとりした食感で、小麦の甘みがじんわり口に広がる。「本当は、4枚切りを食べたいのですが、たいてい5枚切りに抑えています。これをトーストして、バターを塗って」。これぞ、まさに王道の食べ方。
厚切りトーストにバター、これがやっぱり一番。

厚切りトーストにバター、これがやっぱり一番。


スタイリストの原由美子さんは「トーストした食パンに、薄くマヨネーズを塗って、スクランブルエッグをのせる。これを時々ランチとして食べています」。手軽に作れて、お腹にもするっと入りそう。キュウリのピクルスと、コンビーフペーストをのせることもあるそう。
見た目も食欲をそそる、スクランブルエッグのせト ーストをランチタイムに。

見た目も食欲をそそる、スクランブルエッグのせト ーストをランチタイムに。


 

『クロワッサン』919号(2016年2月25日号)より

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