体にいい! 甘くないお食事タルトの
専門店が表参道にオープン。
「いま」知っておくとちょっとイイこと、をテーマにお届けしている「クロワッサン倶楽部ニュース」。今日はこんなニュース、いかがですか?
文/写真・池田美樹
タルトと聞けば反射的に「甘い」と思い浮かべる人も多いと思いますが、実は欧米には古くから、セイボリータルトと呼ばれる、食事用の甘くないタルトがあります。そんなタルトの専門店「What a Tart!(ワタァタルト)」が表参道にオープンして、はやくも評判を呼んでいます。
ガラスのショーケースに並ぶのは、伝統的な料理と日本の素材を組み合わせた新しいスタイルのセイボリータルト。生地には一切バターを使わず、太白胡麻油やグレープシードオイル、エキストラバージンオリーブオイルなどの良質な油を使用。フィリングに合わせて粉や油を厳選し、野菜やゴマ、ドライフルーツなどを練り込んでいるという手の込みようです。
また、フィリングはすべてキッチンで手作りしており、添加物は不使用。常時揃うレギュラータルトが9種類、2か月毎に変わるシーズナルタルトが3種類の計12種類がラインアップしています。見た目にも美しく、食べやすいサイズのタルトはまさに「食事」そのもの!
レシピ開発担当は、ニューヨーク在住経験があり、現地で食の仕事に携わっていたこともあるというスタッフ。ニューヨーカーが気軽にタルトを食事代わりにするカルチャーを、ぜひ日本でも知ってもらいたい、との思いで完成にこぎ着けました。こだわり抜いたのは、体にいい素材を使うということ。
「女性たちに、体にいいからこのタルトを食べたい、と選んでもらえるように、ヘルシーな素材を使うことと、小さい中でもバランスの取れた丁寧な味を提案できるよう考えました」と、プロデューサーの横川美由紀さん。結果、ビタミンやミネラル、たんぱく質に富んだ、ローカロリーのタルトができあがりました。
近所のデリのお惣菜みたいな感覚で、毎日気軽に楽しんでほしい、と価格も控えめに設定。お食事タルト、という提案にふさわしく、グラスワインもオンリスト(イートインのみ)。うれしいですね。
営業時間が平日のみ18時までと、訪れるにはなかなか難しい時間帯かもしれないけれど、タルトが品切れしていなければ、18時半からのバー営業の時間帯でも販売しているそう。
「Wi-Fiも完備しているので、表参道でお時間のあるときはカフェ代わりにどうぞ」というスタッフの言葉に甘えて、明日もまた出かけてしまいそうな予感たっぷりです。
住所:東京都渋谷区神宮前5-51-1 クラシカ表参道1F
TEL:03-6427-7031
営業時間:9:00〜18:00 ※18:30〜営業の「OAK BAR」でもタルトのイートイン&テイクアウトが可能。
定休日:土・日・祝日
商品:タルトは450円と550円の2種類。現在のラインアップはガーリックブロッコリー、シシリアンカポナータ、スパイシーボロネーゼ、炒めたまねぎ、ポルチーニ&彩りキノコ※、ローステッドメープルビーツ&パンプキン※(以上各450円)、豚バラコンフィ&ローズマリーポテト、ローステッドトマト、クラブケーキ、パエリャ、ローステッドアップル&ブルーチーズ、ちりめん山椒レンコン※(以上各550円) ※印は11〜12月限定のシーズナルメニュー。
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※ 記事中の商品価格は、特に表記がない場合は税込価格です。ただしクロワッサン1043号以前から転載した記事に関しては、本体のみ(税抜き)の価格となります。
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