ニュース

フライパン一つで簡単に作れる!
そば粉100%ガレットレシピ。

ガレットは、フランスのブルターニュ地方で生まれた、そば粉のクレープ。そば粉はたんぱく質やビタミンB群、食物繊維が豊富です。専門店のようなガレットを作る方法を専門家に聞きました。

 

「大丈夫ですよ。フライパンで誰も簡単に、おいしく焼けます」

と教えてくれたのが料理研究家の大川雅子さん。失敗しないコツは、混ぜ合わせた生地を一晩、冷蔵庫で寝かせること。よくなじんで外側はパリッと、中はしっとりしたガレットに焼き上がる。生地さえできれば、あとは好きな具を包むだけ。包み方もアレンジすると楽しい。

「定番はガレットコンプレですが、デリで買ってきたお総菜を包んでもいいんです。くるくる巻いてオーブンで焼けば、パーティーのメニューになります。

 

そば粉はなんでもOK。卵たっぷりの贅沢レシピ。

材料(9枚分)牛乳300ml、そば粉200g、卵3粉、塩小さじ1/2、サラダ油大さじ1、水300ml
作り方
1.ボウルに卵を割りほぐし、泡立てないようによく混ぜる。
2.1に牛乳を少しずつ注ぎながら、全体にむらがなくなるよう混ぜる。
3.そば粉を加える。「ふるいにかけず、そのままパパッと入れていいんです」
4.そば粉のダマがなくなって、なじむまでかき混ぜるのがポイント。
5.かき混ぜながら、水を少しずつ加えてさらに混ぜ合わせる。
6.塩を加える。甘い具を添える場合も、生地に塩味があったほうがおいしい。
7.サラダ油を加えて、よく混ぜ合わせる。「わりとシャバシャバの状態です」
8.ラップをかけて、冷蔵庫で一晩(6~8時間)寝かせ、生地をなじませる。
9.寝かせると、生地がなじみ少しとろみが出る。
10.お玉ひとすくい分(約100g)を、よく熱したフライパン(φ28㎝)に流し入れる。
11.フライパンを回して、生地を全体に行き渡らせる。
12.強火で片面だけを、生地が乾いてフチが茶色くなるまで焼く。
失敗しないコツは、混ぜ合わせた生地を一晩、冷蔵庫で寝かせること。よくなじんで外側はパリッと、中はしっとりしたガレットに焼き上がる。

失敗しないコツは、混ぜ合わせた生地を一晩、冷蔵庫で寝かせること。よくなじんで外側はパリッと、中はしっとりしたガレットに焼き上がる。


生地さえできれば、あとは好きな具を包むだけ。

生地さえできれば、あとは好きな具を包むだけ。


 

ガレットコンプレ

コンプレ=「完璧な」という名前のとおり、これひと皿で大満足の、全部乗せガレット。休日のブランチにもぴったり。「ガレットを焼きながら、卵、ハム、チーズを乗せるので、時間もかからず、とっても簡単。四隅を折って卵をのぞかせましょう」

ガレットの代表といればこれ。ひと皿で大満足。

ガレットの代表といればこれ。ひと皿で大満足。

材料(1枚分)ガレット、1枚、、卵1個、ハム1枚、グリュイエールチーズ(ピザ用チーズでも可)20g、こしょう適量、ミックスハーブ適量
作り方
1.ガレットを焼き、生地が乾いてきたら、真ん中に卵を割って乗せ、白身をヘラなどで広げて火の通りをよくする。
2.2つに切ったハムを、卵の黄身をはさむように両側へ乗せ、グリュイエールチーズを散らす。
3.チーズが溶けてきたら、ガレットのフチを起こす。
4.スパチュラで四隅を中に折り込み、こしょうをふり、皿に盛ってミックスハーブを散らす。
ガレットを焼きながら、卵、ハム、チーズを乗せるので、時間もかからず簡単。

ガレットを焼きながら、卵、ハム、チーズを乗せるので、時間もかからず簡単。


 

大川雅子さん 料理研究家●東京・青山でカフェ『ア・ピース・オブ・ケーク』とパンケーキ専門店『APOC』を開いている。

『クロワッサン』912号(2015年11月10日号)より

この記事が気に入ったらいいね!&フォローしよう

この記事が気に入ったらいいね!&フォローしよう

SHARE

※ 記事中の商品価格は、特に表記がない場合は税込価格です。ただしクロワッサン1043号以前から転載した記事に関しては、本体のみ(税抜き)の価格となります。

人気記事ランキング

  • 最新
  • 週間
  • 月間