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涼やかに夏バテ防止
旬の果物で作る酵素シロップ2。

広口のジャーがあれば、自分で簡単に作れるのが「酵素シロップ」。季節の果物、野菜など好みのものを組み合わせて、砂糖漬けにするだけ。待つこと約1週間(冬なら2週間)で、自家製の酵素シロップができあがります。

酵素シロップの生みの親、杉本雅代さん。季節の果物を中心に、野菜やハーブなど好きなものを3〜4種類、彩りよく組み合わせるた、オリジナルの酵素シロップレシピを教えていただきました。

基本のシロップの作り方はこちらから。
https://croissant-online.jp/topics/35888/

 

梅とレモンの酵素シロップ

旬の梅を使って、梅酒やジュースとはひと味ちがう酵素シロップを。レモンやハーブとブレンドされた奥深い味わいが魅力。
「ハーブはローズマリーやラベンダーも合いますが、やや香りが強いので少なめに。ソーダやワインで5〜10倍に割ったり、フルーティーなカクテルにもなるので、ぜひ」

出来上がったジンジャーシロップをソーダで割ってミントを添えていただくアレンジも。
キリッと涼やかで、新しょうがのほんのりピンク色がきれい。

ジンジャーシロップのソーダ割り

ジンジャーシロップのソーダ割り


材料

材料


材料.梅400g、レモン1個、レモンバーム(またはタイム)適量、砂糖適量
材料を切る。

材料を切る。


1.梅はヘタを取って3つに切る。縦の筋に沿って包丁を入れると、種を除けて切ることができる。レモンは皮とわたを取って輪切り、レモンバームは葉っぱをちぎる。


 
材料を詰める。

材料を詰める。


2.基本シロップの要領で材料を美しく詰める。1日1~2回、手でよく混ぜて発酵したらできあがり。
できあがり。

できあがり。


できあがりのシロップは、きれいなレモン色。


 
 
 

新しょうがとライムのジンジャーシロップ。

自家製のジンジャーエールも、酵素シロップがあれば簡単に楽しめる。しかもライムやとうがらしで爽やかさ、スパイシーさもプラス。発酵の味わいもあって、やみつきに。
「飲むときに、ミントを多めに入れると、さらにすっきりした味になります」

できあがったシロップを赤ワインで5~10倍に割って飲むアレンジでは、シナモンスティックをマドラー代わりに。

梅とレモンのシロップのワイン割り

梅とレモンのシロップのワイン割り


材料

材料


材料.新しょうが400g、ライム4個、とうがらし1本、砂糖適量
材料を切る。

材料を切る。


1.ライムは皮とわたを取っておく。新しょうがとライムを輪切りにし、とうがらしは種を取って手で大きめにちぎる。


 
材料を詰める。

材料を詰める。


2.材料を美しく詰める。1日1~2回、手でよく混ぜて発酵したらできあがり。
できあがり。

できあがり。


3.発酵したシロップは、しょうがでほんのりピンク色に。


 

パイナップルとバナナの南国風シロップ

濃厚なフルーツの香りを味わうなら、バナナやパイナップルなどの南国フルーツで作るこのシロップは最適。大きめに切ったパイナップルも、気分を高めてくれる。「甘みの強いシロップには、引き締め役に柑橘類を。レモンやライムを少し足すだけで、爽やかな風味になりますよ」
できあがったシロップを同量の水で割ってフリーザーで凍らせると、シャーベットに。
シロップを作ってシャーベットに。

シロップを作ってシャーベットに。


材料

材料


材料.パイナップル小1個、レモン1個、バナナ1本、ミント適量、砂糖適量
材料を切る

材料を切る


1.レモンは皮とわたを取っておく。パイナップルは大きめのいちょう切り、レモン、バナナは輪切り、ミントは葉
っぱをちぎる。


材料を詰める。

材料を詰める。


2.基本シロップの要領で材料を美しく詰める。1日1~2回、手でよく混ぜて発酵したらできあがり。
できあがり。

できあがり。


酵素たっぷりの濃厚なシロップは、お菓子にも使える。


 
 

◎杉本雅代さん グラフィックデザイナー/グラフィックデザインのかたわら、酵素シロップのワークショップを開催。著書に『手作り酵素シロップ』(文化出版局)など。

『クロワッサン』904号(2015年7月10日号)より

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※ 記事中の商品価格は、特に表記がない場合は税込価格です。ただしクロワッサン1043号以前から転載した記事に関しては、本体のみ(税抜き)の価格となります。

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