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冷えたおにぎりが腸に効く!?
「育菌」を考えた食生活のすすめ。

腸内環境を考えれば、炊きたてご飯より冷えたおにぎりがいい。

腸内環境を考えれば、炊きたてご飯より冷えたおにぎりがいい。

「冷えたおにぎりが腸の老化を防ぐ」という説、本当なのでしょうか?

「一度加熱されたご飯が冷えていく過程で一部のでんぷんが再結晶して消化されにくい構造に変化し、食物繊維と同じような働きをするレジスタントスターチ(難消化性でんぷん)という物質の量がふえるからです。さらに、レジスタントスターチは血管や腸の炎症を和らげ若々しく保つ効果のある『酪酸』の材料ともなります」

と解説するのは、バイオサイエンスの専門家で著書『「腸内酵素力」で、ボケもがんも寄りつかない』が話題の髙畑宗明さん。

「レジスタントスターチは、食物繊維と同様に腸内細菌のエサになるので、あたたかいご飯よりも、冷やご飯のほうが腸内環境をよくすると言っていいでしょう。ただ、冷やご飯ばかり食べることを勧めているわけではないので誤解のないように。腸内細菌を意識した食生活の知恵のひとつとして紹介しています」


今回は高畑さんの解説を元に、料理家で食生活アドバイザーの井原裕子さんに腸内環境をよくするためのメニューを作っていただきました。

 

さっぱり冷やし豆乳ご飯

豆乳かけご飯の夏バージョンで食欲もアップ。

豆乳かけご飯の夏バージョンで食欲もアップ。

材料(2人分)
冷えたご飯240g 万能ねぎ2本 みょうが1個 おろししょうが小さじ1 A[豆乳1カップ だし汁½カップ しょうゆ大さじ1]
作り方
1.ねぎは小口に切る。みょうがは縦に2等分して小口に切る。
2.ご飯はざるに入れ、水でさっと洗ってぬめりを取り、水気をよく切り器に入れる。
3.Aをボウルに入れて混ぜる。
4. 2に3の豆乳だしを入れ、ねぎ、みょうがをちらし、しょうがをのせる。


 

ミックスビーンズのヨーグルトサラダ

乳酸菌とレジスタントスターチを同時に。

乳酸菌とレジスタントスターチを同時に。

材料(2人分)
ミックスビーンズ(ドライ缶)120g きゅうり1本 玉ねぎ¼個(約50g) A[ディル3~4枝 プレーンヨーグルト大さじ5 オリーブ油大さじ1 塩小さじ⅓ こしょう少々
作り方
1.きゅうりは縦に4等分して1㎝厚さに切る。玉ねぎはみじん切りにし、さらしなどに入れて水の中でもんで水気をしぼる。ディルはみじん切りにする。
2.ボウルにAを入れて混ぜ、ミックスビーンズ、きゅうり、玉ねぎを加えて混ぜ合わせる。


 

◎高畑宗明さん 農学博士/腸内細菌の研究者として知られ、国内外で論文を多数発表する。バイオバンク統括部長。
◎井原裕子さん 料理家、食生活アドバイザー/ベリーズキッチンスタジオ主宰。体にいいおいしいレシピを得意とする。著書に『体に効く! おいしいおからレシピ』(学研パブリッシング)など。

クロワッサン905号『腸・健康法』(2015年7月25日号)より

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