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料理の味わいに奥行きがでる「トマト塩」の作り方。

トマトにはリコピンやビタミンCなどの抗酸化物質や美肌効果の高い成分だけでなく、オリゴ糖やグルタミン酸といったうまみ成分もたっぷり。

トマトにはリコピンやビタミンCなどの抗酸化物質や美肌効果の高い成分だけでなく、オリゴ糖やグルタミン酸といったうまみ成分もたっぷり。

「トマトを細かく刻んで塩と酢を入れれば完成。簡単に作れてすぐに使える、うまみたっぷりの万能調味料です」

と、料理研究家の井原裕子さんが太鼓判をおすのがトマト塩。食材の滋味を引き出してくれるので、料理に加えれば味もこくもぐんとアップします。

つくる時のポイントは完熟のトマトを選ぶこと。トマトは種類を問わないので、いろんなものを混ぜて試してみるのも楽しい。
 
塩は自然塩がおすすめ。井原さんは5%のものを使用している。

「5%でギリギリまで塩を抑えているので、しょっぱすぎず、料理の味も簡単に決まります。減塩効果もありますし、トマトのまろやかな甘味も充分に感じられますよ」

「トマト塩」の作り方
材料(2人分)
トマト2個(300g)、塩15g、酢大さじ1

トマト塩を入れる瓶は必ず煮沸して乾かしてから使う。酢を入れているので容器はガラス製、ふたは金属でないものを。今回の塩は自然塩、酢は米酢を使用。

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1.トマトは横に5mm厚に切り、少しずつずらしながら寝かせて細切りにし、さらに細かく刻む。
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2.トマトの種や流れ出た汁ごと保存容器に入れ、酢を加える。


 
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3.塩を加えて木製やシリコン製のスプーンで混ぜ合わせる。
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4.ふたをして冷蔵庫に保存する。保存期間は約2週間。


トマト塩を使った、夏に食べたいおすすめレシピvol.1はこちらから。
https://croissant-online.jp/topics/35528/
トマト塩を使った、夏に食べたいおすすめレシピvol.2はこちらから。
https://croissant-online.jp/topics/35724/
トマト塩を使った、夏に食べたいおすすめレシピvol.3はこちらから。
https://croissant-online.jp/topics/35729/

 

◎井原裕子さん 料理研究家/「ベリーズキッチンスタジオ」主宰。ヘルシーで体にやさしい料理がモットー。著書に『ミラクル万能調味料 トマト塩レシピ』など。

クロワッサン905号『発酵の力を活かす、新しい味わい』(2015年7月10日号)より

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