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【鍋の季節の到来!】野菜がたくさん摂れる、
料理家の定番鍋レシピ3種。

健康的な日々を送る料理家の、カラダを芯から温め、エネルギーとなる汁物レシピを公開。今回は川津幸子さんに川津家の定番鍋レシピを伺いました。

 

体も心も満たしてくれる家庭料理を教える料理家として活躍している川津幸子さん。

「日々、野菜をたくさん食べるように心がけています。その点で鍋は理想的なんです。簡単にできて、とにかく大量の野菜が摂れる。体が温まって、汗をかくのも気持ちいいから、我が家では夏も『暑い、暑い』と言いながらキムチ鍋を作ることも多いんですよ」と川津さん。

川津家の定番・キムチ鍋のほかに、大人のさっぱり鍋「いわしのちり鍋」、和風出汁が体にやさしく染みる「とろろ団子鍋」の3種類をお教えいただきました。

キムチ鍋

和風出汁がベースのほっと和む味わい。炒めたりせずただ煮込むレシピだから、あっという間に完成するのもうれしい。牛肉で作ると肉n甘みが加わってさらに美味しく。キャベツににら、きのこ類に白菜キムチと、野菜がもりだくさん。

和風出汁がベースのほっと和む味わい。炒めたりせずただ煮込むレシピだから、あっという間に完成するのもうれしい。牛肉で作ると肉n甘みが加わってさらに美味しく。キャベツににら、きのこ類に白菜キムチと、野菜がもりだくさん。

調味料を混ぜる際は、コチュジャンを最後に。固まりがないよう、よく混ぜる。

調味料を混ぜる際は、コチュジャンを最後に。固まりがないよう、よく混ぜる。

材料(4人分)
牛薄切り肉300g、豆腐一丁、白菜キムチ200g、キャベツ1/3個、にら1束、もやし・えのきだけ・しめじ各1袋、ねぎ1本、煮汁[味噌大さじ2、みりん・酒・砂糖各大さじ1、しょうゆ大さじ2、みりん・酒・砂糖各大さじ1、しょうゆ大さじ1〜2、昆布とかつおの出汁600ml]、ごま油少々
作り方
1.牛肉は一口大に、豆腐は8つに切る。


よく混ぜた調味料を、昆布とかつおで取った出汁でのばしていく。

よく混ぜた調味料を、昆布とかつおで取った出汁でのばしていく。

2.キャベツは4cm角、にらは4cm長さに切る。えのきだけは根元を落としてほぐし、しめじも小房に分ける。ねぎは斜め切りにする。3.煮汁の調味料を順によく混ぜ合わせたものを鍋に入れ、出汁を少しずつ加えて火にかけ、煮立ったらキムチを汁ごと入れる。4.牛肉、豆腐、野菜を少しずつ入れて煮て、ごま油をふる。


 

いわしのちり鍋

臭みを抜いた青魚を、自家製ポン酢でさっぱりと。

臭みを抜いた青魚を、自家製ポン酢でさっぱりと。

材料(4人分)
いわし8尾、塩大さじ1、水400ml、大根1/4本、煮汁[水1.2ℓ、酒50ml、昆布10cm分]、ポン酢じょうゆ[レモン汁・酢・しょうゆ各大さじ2、みりん大さじ1]、万能ねぎ適量

作り方
1.いわしは頭を除いて手開きにし、塩を溶かした水に10分ほどつけたあと、水気をふいて2つに切る。
2.大根は皮をむき、スライサー等で10cm長さの薄い短冊切りにする。
3.鍋に煮汁の材料を入れて火にかけ、大根を煮たら、いわしを適宜加えて煮る。
4.万能ねぎの小口切りを薬味にポン酢じょうゆでいただく。

 

とろろ団子鍋

もちもちのお団子の食感が決め手。

もちもちのお団子の食感が決め手。


材料
豚バラ薄切り肉200g、大和芋(皮をむいて)200g、片栗粉小さじ1、ねぎ1本、しめじ・えのきだけ各1パック、糸こんにゃく1袋、三つ葉1把、サラダ油小さじ1、酒50ml、煮汁[昆布とかつおの出汁1ℓ、しょうゆ大さじ1、みりん大さじ2、味噌大さじ4]

作り方
1.豚バラ肉は3cm幅に切る。
2.大和芋はすりおろし、片栗粉を混ぜる。
3.ねぎは斜め薄切りにする。しめじは小房に分け、えのきだけも根元を切って食べやすく分ける。糸こんにゃくは食べやすく切る。
4.三つ葉はざく切りにしておく。
5.鍋にサラダ油を熱して豚バラ肉を炒め、酒をかける。沸騰したら味噌を除く煮汁の材料を加え、煮立ったら糸こんにゃく、ねぎを入れ、2の芋を一口大スプーンですくって落としながら煮る。芋団子に火が通ったら、しめじ、えのきを加え、煮汁で味噌を溶いて加える。仕上げに三つ葉をのせる。

 

『クロワッサン』892号より

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