プラスワン講座 第14回『女性ホルモン連続特別講座 第4回目』報告レポート | ニュース | クロワッサン オンライン
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プラスワン講座 第14回『女性ホルモン連続特別講座 第4回目』報告レポート

【クロワッサン倶楽部会員限定】 クロワッサン学園 プラスワン講座
第1部 女性ホルモン連続特別講座 4回目/全4回
第2部 肌ストレスを解消する、オトナ思春期のための下着とは

 
第1部 女性ホルモン特別講座 Part4
「女性ホルモンと肌ストレス」

11月のプラスワン講座は、女性ホルモン特別講座の最終回。女性ホルモンが減少すると肌はどう変わるのか、それにどう対処すればよいのかについて、婦人科医の対馬ルリ子さんが解説。

過去3回の講座でもお伝えしてきたように、女性ホルモンは、女性の若さと健康を守っているホルモン。ところが、30代後半ぐらいから女性ホルモンの分泌量は、徐々に減り始め、40代からは急激に減少します。すると「肌がカサつく、骨が減る、関節や筋肉も弱くなるなどの変化が起こってきます。閉経後は、生活習慣病にもなりやすくなります。私自身は、数年前に入院するほどの皮膚トラブルに見舞われました。肌が教えてくれなかったら、もっと体に無理をして、別な病気になっていたかもしれません。体の内側で起きていることを、真っ先に教えてくれるのが皮膚かもしれませんね」と対馬さん。

肌の変化をもう少し詳しく解説。対馬さんによれば、女性ホルモン(エストロゲン)には、皮膚のコラーゲンやヒアルロン酸の産生を促す働きがあります。そのため、「女性ホルモンの分泌量が減ってくると、肌の保湿能力が極端に落ちきます。皮膚が薄くなり、ちょっとした刺激で傷ついたり、かゆみを感じたり、外的刺激に弱くなるんですね」。さらに、卵巣からの女性ホルモン分泌がゼロになる閉経後は、「外陰部の皮膚や腟粘膜の萎縮も進行。下着の縫い目が肌に触れただけで痛いと訴える女性も出てきます。頻尿、膀胱炎、血尿などのトラブルも増加します」

こうした知識を事前に得ておき、「不調が見られたら早めに対策を」と対馬さん。更年期の症状には、HRT(ホルモン補充療法)が有効。「女性ホルモンを少量補うことで、肌はふっくら、保湿力も保たれます。更年期に出やすい心身の不快症状も軽減し、骨粗鬆症をはじめとする老年期のトラブルも減らせます」と説明を受けました。

「女性ホルモンって、“ご機嫌力”だと私は思っているんですね。女性ホルモンがだんだん落ちてくると、自律神経も弱るので、くよくよ、うつうつしやすくなってしまう。それをちょっとだけ持ち上げるという意味で、HRTはとてもいい療法です。全体的な不調を解消してくれる漢方を組み合せてもいいですね」

「いつからHRTを始めればいい?」という、参加者からの質問に対しては、「一般的には、更年期の不調が出やすい50代前半。40代ではOC(低用量ピル)を、50歳前後からHRTへ切り替えてもいいですね。老化予防が目的なら、低容量で長く続ける方法もあります。HRTに理解のある医師を選ぶことも重要です」
最後に、「毎日ケアが、次の(未来の)自分を作っていきます。女性ホルモンの力を賢く生かして、ますます美しくご機嫌に生きていきましょう」とのメッセージをいただきました。

受講後の参加者からは「自分の心と体を前向きにとらえるヒントをもらった」「自分が更年期に突入していることを実感した」「HRTをもっと多くの女性に知ってもらうべき」といった感想が寄せられました。

 
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対馬ルリ子
女性ライフクリニック銀座院長
産婦人科医・医学博士

【講師プロフィール】
周産期学、ウィミンズヘルスが専門。弘前大学医学部卒業後、東京大学医学部産婦人科学教室助手、都立墨東病院周産期センター産婦人科医長などを経て、2002年に「ウィミンズ・ウェルネス銀座クリニック」を開院。2003年に“女性の心と体、社会とのかかわりを総合的に捉え、健康維持を助ける医療”(女性外来)をすすめる会「女性医療ネットワーク」を設立し、女性の生涯にわたる健康のためにさまざまな情報提供、啓発活動を行っている。

書著に『恋より美容液よりシンデレラホルモン 女性ホルモン力をあげてキレイになる実践法』(経済界)、『大人女子ホルモン危機をのりこえる!!』(宝島社)ほか多数。TVや雑誌、新聞などでも活躍している。

 
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第2部
肌ストレスを解消する、オトナ思春期のための下着とは

第2部の講師は、下着メーカー『グンゼ』の後藤直子さん。

更年期世代の肌は、以前より乾燥しやすく、少しの刺激にも過敏に反応しやすい。そんな傾向に着目し、グンゼでは<第2の肌>のような下着『キレイラボ』を開発しました。今回は、参加者全員でその新下着を体験!

「開発のきっかけは、お客様からのクレームでした。40代〜50代女性から、サイズは変わっていないのに下着がキツイ、縫い目やタグが肌にあたって痛いといった声が多く寄せられたんです」と後藤さん。

グンゼが行った快適性の研究から、体に下着の着圧がかかると、自律神経が交感神経優位になりやすく、リラックス度が低下することが判明。「体型は同じでも、年齢を重ねると下着がキツイと感じる。それは、女性ホルモンの減少から起こる肌ストレスや自律神経の乱れなども関係していたんですね」

キレイラボのこだわりは、4つ。「スタイルはキープしながらも、肌に刺激が少ない、着圧が低い、湿度と温度が適切、動きやすいという4つの条件をクリアした下着です。ぜひ、触ってみてください」。

机の上に用意されたキレイラボのブラジャー、ガードル、肌着を、手に取ってみんなでチェック。

「ブラジャーとガードルの肌に触れる部分はすべて綿100%です。肌着は独自技術で生地面に肌の保湿構造を再現し、皮膚からの水分蒸発を抑えます。」(後藤さん)。よく見ると、洗濯表示のタグがなく、肌着には縫い目もない!?
「布に直接印字することで、タグをなくしました」

参加者からは「ほんとに縫い目がない!」「のびがいいね」「肌触りもいい!」などの声が上がりました。

「ノンワイヤーブラジャーは、ズレにくく肩に負担がかからないように肩ひもを太く、よくのびる素材にしました。肩が動かしやすいと思います」(後藤さん)。カップサイズはなくM・L・LLの3サイズ展開。「今後は、ブラジャーもインナー感覚で気軽に選ぶ時代になるのではと考えました。新しいチャレンジですが、ぜひ試していただきたいですね」

最後に、お土産として参加者全員にブラジャーとガードルのM・Lサイズが手渡され、参加者たちは大喜び。

「グンゼでは女性ホルモンの減少で、ストレスやトラブルが増加する時期を、第二の思春期=オトナ思春期と名付けました。下着を通して感じる変化は、そのオトナ思春期がきたという1つのサインかもしれません。商品選択に役立てていただけたらうれしいですね」と後藤さん。

参加者からは、「最近、下着に違和感を感じていたのでコレだ!と思った」「後藤さんの想いに共感。年齢を重ねても自分に合ったブラを楽しみたい」「無縫製の技術はすごいと思った」「母にも勧めたい」など、キレイラボに期待感いっぱいの感想が寄せられました。

後藤直子さん
後藤直子さん
グンゼ株式会社 アパレルカンパニー インナーウエア事業本部 MD本部 レディスMD部 部長

【講師プロフィール】
1965年生まれ。日本アイビーエム、パナソニック、ファーストリテイリングなどを経て2010年11月グンゼ㈱に入社。レディスインナーの企画を担当。


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【クロワッサン学園 プラスワン講座とは】
年に1、2回行われる「クロワッサン学園」とは別に、クロワッサン倶楽部の会員のみなさまを集めて、月1回程度、都内のカルチャースクールなどで小規模の講演会や講習を行います。
イベントの参加者募集は倶楽部会員の限定メルマガから行っております。
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日時:平成26年11月21日(金) 13時30分~15時30分

渋谷・カルチャーワークス(東京都渋谷区神南1-12-10

定員:20名

*定員を上回るご応募をいただいた場合は、抽選とさせていただきます。
締め切り後、すぐにメールにて当選された方には連絡をさせていただきます。
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