同じ植物でも、どんな鉢に入れるかはもちろん、見る角度によって印象が異なるのもおもしろいところ。オーソドックスに受け皿に置く、少し高さを出して置く、これだけでも目線が変わる。ときには、透明なガラス越しに眺める、という技もあり。
「ガラスなどの容器に植物を植えて育てるテラリウムのような感覚で、より手軽に楽しむことができます。植物を植え込んでしまうとメンテナンスが大変ですが、ガラスの容器に小さな鉢ごと入れてしまえば手入れも簡単。それでいて、宝物っぽく、小宇宙のような世界ができます」
また、インテリアとして人気の高い苔玉も、吊るしたり、置いたりとさまざまな形で楽しむことができる。
「ハーブや、アイビーのような枝やつるが伸びるタイプなら、吊るしてもこんもりしてかわいいし、縁高な容器にちょこんと置いてもいい。その場合は、余白をもたせるようにして」