妻の稼ぎは妻名義の口座にすれば節税に有効。
昨年から配偶者特別控除の年収の上限が150万円に拡充されたことで、働く主婦はさらに増えそう。
「でも主婦の場合、稼いだお金は生活費に充てて右から左へと消えてしまいがち。できれば家計は夫の収入でやりくりして、妻が稼いだお金は手をつけずに妻名義の口座に貯蓄しておきましょう」
主な理由は贈与税対策。定収入が記された本人名義の通帳は、本人の稼ぎである証明になり、贈与とみなされないためだ。
「平均寿命は女性が男性より約6歳長く、妻は夫より年下のことが多い。将来おひとりさまになった時の相続税対策にも有効です。へそくりも夫に言って、年110万円までの贈与税非課税枠の範囲で自分名義の口座に振り込めば安心」