くらし

女流棋士の清水市代さんが手みやげに推薦!千代田区『一心堂本舗』の将棋 デ ショコラ

  • 撮影・中島慶子 文・嶌 陽子

開けて驚く、本物の駒そっくりのチョコレート。

16歳でプロ入りして以来、数々の女流タイトルを獲得。今も日本将棋界を代表する女流棋士として活躍を続ける清水市代さん。最近、手みやげとして愛用しているのが、一心堂本舗の「将棋 デ ショコラ」だ。将棋の駒、8種類を原寸大で再現したチョコレートが、スタイリッシュなデザインの箱に入っている。

「“王将”“飛車”といった文字も精巧で、本物の駒に近いつくり。昨年にこのチョコレートの存在を知って、さっそく将棋教室を営んでいる父に贈ったら、とても喜んでもらえたんです。それ以来、いろいろな方に贈っています。皆さん、まず箱を手にして『これは何だろう』と不思議そうにする。そのあと、中身を目にした時の驚いた顔を見るのが楽しいですね」

箱の中には、将棋の歴史やルールを解説したパンフレットも入っていて、将棋好きはもちろん、将棋を知らない人でも楽しめる仕掛け。清水さんも、これまでに年配の男性から子どもがいる家庭まで、さまざまな相手に贈っては喜ばれているそうだ。もうひとつ、安心して手みやげにできる理由には、形の面白さだけでなく、味のおいしさもある。

「コクがありつつ、くどすぎない、上品な風味。食べるとほっとします。さらに、大きさが駒の種類によって違うので、食感の微妙な違いも楽しめるんです」

一局が、長い時は12時間も超える将棋の世界。頭脳を酷使するため、対局中、気分転換に甘いものをつまむ棋士は多い。皆それぞれにお気に入りのお菓子がある中、清水さんはチョコレートが好きで、よく対局のお供にしているそうだ。

「一度、この『将棋 デ ショコラ』を持ち込んだことがあるんですが、難しい局面になった時、ふと傍らに置いてあったこのチョコレートの駒を使いたくなってしまって(笑)。それ以来、対局の時は控えるようにしています」

清水市代さん
しみず・いちよ 女流棋士

1969年、東京生まれ。女流六段。故・高柳敏夫名誉九段に師事。1985年にプロデビューし、1996年、女流初の四冠を達成。通算女流タイトル獲得数は歴代1位。昨年、女性初の日本将棋連盟常務理事に就任。

いっしんどうほんぽ●東京都千代田区麹町2-3-3 お客様相談室0120-937-226(受付時間9時30分〜17時〈土日祝休〉)。将棋 デ ショコラは8個入り1,400円(税込み)。東京将棋会館・関西将棋会館 販売部、一心堂本舗東京スカイツリーソラマチ店などにて販売中。取り寄せ可。http://www.isshin-do.co.jp/

『クロワッサン』970号より

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※ 記事中の商品価格は、特に表記がない場合は税込価格です。ただしクロワッサン1043号以前から転載した記事に関しては、本体のみ(税抜き)の価格となります。

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