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〈暮らしにとけ込む、骨董と古道具。vol.3〉骨董市でいいものを見つけて楽しむ方法

第3回は骨董市でお店をめぐります。いろいろなタイプの骨董屋さんを一度に気後れなく見られるのが骨董市の良さです。東京・新宿下落合氷川神社で開催される下落合氷川蚤の市で個性豊かな骨董屋さん6軒を取材しました。

取材/撮影/文・二階堂千鶴子

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〈暮らしにとけ込む、骨董と古道具。vol.3〉骨董市でいいものを見つけて楽しむ方法
店主の永田欄子さん。「日本の染色には独特の情緒があります」
店主の永田欄子さん。「日本の染色には独特の情緒があります」
昔の日本の格子は色使いもおしゃれ
昔の日本の格子は色使いもおしゃれ
やたら縞。残った糸でやたらに織っていくのでこの名称。裏表の風合いが違って、使用する糸によって微妙に色が変化する
やたら縞。残った糸でやたらに織っていくのでこの名称。裏表の風合いが違って、使用する糸によって微妙に色が変化する
江戸末期から明治初めごろの麻の型染め。型紙を使って表からも裏からも染める両面染め。全くズレがない職人技。菊や桜の花丸、蝶とその羽根の中に千鳥と青海波など模様も凝っている
江戸末期から明治初めごろの麻の型染め。型紙を使って表からも裏からも染める両面染め。全くズレがない職人技。菊や桜の花丸、蝶とその羽根の中に千鳥と青海波など模様も凝っている
明治の終わりから大正の麻の絣。コウモリ傘の隣に蝙蝠や蛇の目傘も。気の利いた面白い柄
明治の終わりから大正の麻の絣。コウモリ傘の隣に蝙蝠や蛇の目傘も。気の利いた面白い柄
古伊万里をメインに扱う。蕎麦猪口も人気。珍しいものをコレクター向けに揃えている
古伊万里をメインに扱う。蕎麦猪口も人気。珍しいものをコレクター向けに揃えている
古伊万里 桜花草紙文輪花形中皿。3万円
古伊万里 桜花草紙文輪花形中皿。3万円
雪輪という模様が愛らしく、ちょっとつまんだような口縁がいい。藍柿(あいがき)雪輪文稜花形(ゆきわもんりょうかがた)中皿。2万円
雪輪という模様が愛らしく、ちょっとつまんだような口縁がいい。藍柿(あいがき)雪輪文稜花形(ゆきわもんりょうかがた)中皿。2万円
色絵三ツ組鉢。同じ柄の大中小セットで8,000円
色絵三ツ組鉢。同じ柄の大中小セットで8,000円
赤玉瓔珞文(あかだまようらくもん)鉢。1万8000円
赤玉瓔珞文(あかだまようらくもん)鉢。1万8000円
赤玉瓔珞文(あかだまようらくもん)鉢を裏側から見たところ。丸みを帯びた形がいい
赤玉瓔珞文(あかだまようらくもん)鉢を裏側から見たところ。丸みを帯びた形がいい
豆皿、小皿、変形皿など、手頃な価格でちょっと変わった形の皿を気軽に取りいれるのも、食卓の目先が変わって面白い。1,000円から1万5000円ぐらいまで
豆皿、小皿、変形皿など、手頃な価格でちょっと変わった形の皿を気軽に取りいれるのも、食卓の目先が変わって面白い。1,000円から1万5000円ぐらいまで
店主の田中孝樹さん。室内催事に出店する際はコレクターに対応した商品構成で、また違った陶磁器に出会えそうだ
店主の田中孝樹さん。室内催事に出店する際はコレクターに対応した商品構成で、また違った陶磁器に出会えそうだ
安南染付茶碗。滲みの多い淡い藍色の染付が味わい深い。こんなに気に入ったものはなく、ずっと手元に置いていたのだが今回出してみようかと思ったそうだ。5万5000円
安南染付茶碗。滲みの多い淡い藍色の染付が味わい深い。こんなに気に入ったものはなく、ずっと手元に置いていたのだが今回出してみようかと思ったそうだ。5万5000円
ブルズアイ(牛の目)と呼ばれる、17~18世紀のヨーロッパで作られた装飾ガラス。真ん中の厚い部分は色が濃くなっている。円形が多いが、これはカットされていて珍しい。4万5000円
ブルズアイ(牛の目)と呼ばれる、17~18世紀のヨーロッパで作られた装飾ガラス。真ん中の厚い部分は色が濃くなっている。円形が多いが、これはカットされていて珍しい。4万5000円
ルーマニアの屋根瓦。経年変化でまるでキリスト像か仏様のような景色が左上に浮かんでいる。2万5000円
ルーマニアの屋根瓦。経年変化でまるでキリスト像か仏様のような景色が左上に浮かんでいる。2万5000円
大正から昭和初期に作られた水筒。日本製。形も面白いが、錆の質感が良くて上品でさりげなさもあると。まるで抽象画のよう。1万5000円
大正から昭和初期に作られた水筒。日本製。形も面白いが、錆の質感が良くて上品でさりげなさもあると。まるで抽象画のよう。1万5000円
店主の佐野さん。「自分の目でいいなと感じたものを、骨董だけでなく現代作家さんの作品も扱っています」
店主の佐野さん。「自分の目でいいなと感じたものを、骨董だけでなく現代作家さんの作品も扱っています」
店主の馬越さんは2009年から骨董屋を始めた
店主の馬越さんは2009年から骨董屋を始めた
庶民が祈りを込めながら彫った東北の民間仏。いいお顔。拙さが逆に魅力。「今のようなストレスがいっぱいの毎日、手元にあると心が癒される感じがします」と、馬越さん
庶民が祈りを込めながら彫った東北の民間仏。いいお顔。拙さが逆に魅力。「今のようなストレスがいっぱいの毎日、手元にあると心が癒される感じがします」と、馬越さん
取材時はたまたま縄文時代の土偶の胸の部分を出品。どんなお顔をしていたのか、残欠に惹かれる馬越さんが想像をかき立てられるのもわかる
取材時はたまたま縄文時代の土偶の胸の部分を出品。どんなお顔をしていたのか、残欠に惹かれる馬越さんが想像をかき立てられるのもわかる
日本の明治から戦前までの薬瓶3,000円〜5,000円
日本の明治から戦前までの薬瓶3,000円〜5,000円
シートにはブリキのおもちゃ、和ガラス(価格は1,000円〜数万円)、ビー玉(1袋8,000円)人形など、楽しい品揃え
シートにはブリキのおもちゃ、和ガラス(価格は1,000円〜数万円)、ビー玉(1袋8,000円)人形など、楽しい品揃え
フランス製ブリキの飛行機。1万5000円
フランス製ブリキの飛行機。1万5000円
護符2,000円~2万円 動物の護符(冊子)1,500円 江戸・明治・大正 和ガラスコレクション(冊子)1,650円
護符2,000円~2万円 動物の護符(冊子)1,500円 江戸・明治・大正 和ガラスコレクション(冊子)1,650円
店主の児玉さん。下落合氷川蚤の市の広報担当。COTTOU.JPというサイトを運営していて、動物の護符、ガラス骨董商のコレクションの冊子を発行。骨董市の店頭でも販売している
店主の児玉さん。下落合氷川蚤の市の広報担当。COTTOU.JPというサイトを運営していて、動物の護符、ガラス骨董商のコレクションの冊子を発行。骨董市の店頭でも販売している
木彫の恵比寿さま。鯛は抱えているが、竿は無くなってしまったよう。顔立ちから江戸時代以前のよう。5万円
木彫の恵比寿さま。鯛は抱えているが、竿は無くなってしまったよう。顔立ちから江戸時代以前のよう。5万円
阿弥陀坐像。室町期の金銅仏(こんどうぶつ)。3cmぐらい。触られたりしながら時代を経て丸みを帯びて。4万5000円
阿弥陀坐像。室町期の金銅仏(こんどうぶつ)。3cmぐらい。触られたりしながら時代を経て丸みを帯びて。4万5000円
千体仏。鎌倉から室町時代。10cmぐらいが多いが、これは3cmぐらいのミニサイズ。着色されていたのが、少し残っている状態。6万円
千体仏。鎌倉から室町時代。10cmぐらいが多いが、これは3cmぐらいのミニサイズ。着色されていたのが、少し残っている状態。6万円
店主の品田智宏さん。好きが高じて会社員から出店するようになって10年
店主の品田智宏さん。好きが高じて会社員から出店するようになって10年

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