考察『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』21話 松前藩主・道廣 (えなりかずき)衝撃の宴、恋川春町(岡山天音)の怒りに荒れる宴「俺たちは、屁だ!屁!屁!屁!」(狂歌解説付き)
大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』 (NHK/日曜夜8:00〜)の主人公は、のちに江戸のメディア王と呼ばれた蔦屋重三郎(横浜流星)。21話「蝦夷桜上野屁音」は、松前藩8代藩主・松前道廣(えなりかずき)が銃を撃つ恐怖の宴、蔦重が歌麿(染谷将太)のために開いた会が恋川春町(岡山天音)の怒りから狂乱の「屁の宴」と化すというふたつの宴が強烈でした。ドラマを愛するつぶやき人・ぬえさんと、絵師・南天さんが各話を振り返り、考察する連載第21回です。
文・ぬえ イラスト・南天 編集・アライユキコ