考察『光る君へ』21話 中宮(高畑充希)のいる世界の美しさを謳いあげた『枕草子』は清少納言(ファーストサマーウイカ)の「光る君へ」
大河ドラマ『光る君へ』 (NHK/日曜夜8:00〜)。舞台は平安時代、主人公は『源氏物語」の作者・紫式部。1000年前を生きた女性の手によって光る君=光源氏の物語はどう紡がれていったのか。21話「旅立ち」では、のちの紫式部であるまひろ(吉高由里子)の助言もありつつ、清小納言(ファーストサマーウイカ)が、悲劇の中宮・定子(高畑充希)に『枕草子』を捧げるエピソードが描かれました。ドラマを愛するつぶやき人・ぬえさんと、絵師・南天さんが各話を毎週考察する大好評連載21回です。
文・ぬえ イラスト・南天 編集・アライユキコ