くらし あの世と現世との境、京都・東山あたりで辿る、ふしぎな言い伝え。 平安の昔から続く都だからこそのふしぎ譚が今でも根付いているのがここ京都。そんな痕跡を京都精華大学名誉教授の堤邦彦さんと辿ってみました。 記事をシェア X Facebook LINE リンクをコピー 2024.08.11 撮影・福森公博 構成&文・中條裕子 国産のお魚をもっと身近に (#PR)「お魚の冷凍ミールキット、今の我が家にぴったりです!」 写真ギャラリー 鳥辺野へと続く松原通り沿いの六道珍皇寺付近は、あの世とこの世の境、古より六道の辻と称された。 こちらは2011年に旧境内地より発見された「黄泉がえりの井戸」。冥界から小野篁が戻ったとされる。 閻魔堂には小野篁作と伝わる閻魔大王坐像や、等身大の小野篁立像、弘法大師坐像などが合祀されている。 「この井戸から小野篁が冥界へ降りたのですね。」(堤さん)●京都市東山区大和大路通四条下ル4丁目小松町595 拝観9時~16時(自由拝観) 京阪「清水五条」駅徒歩15分。 http://www.rokudou.jp/ この先が清水寺を通り、平安京の葬送地であった鳥辺山(鳥辺野)へと続く道となっている。●京都市下京区 京阪「清水五条」駅徒歩5分。 「幽霊の子育て飴は高僧の誕生譚なのです。」「幽霊飴は知っていても、この包装紙の中に何が書かれているか知っている人は意外と少ないかもしれません」 水飴を固めた琥珀色の素朴な風味の飴は現在では京都名物として知られる。500年続く歴史あるもの。 ●京都市東山区東大路松原上ル下弁天町70 参拝24時間(自由拝観、授与所9時~17時30分) 京阪「祇園四条」駅徒歩10分。 深泥池は京都盆地ができる前、数万年前という太古の地殻変動によりできた。この池は氷河期より地形や生態系が続いているという。 この写真ギャラリーの記事を読む 関連記事 京都の三条・四条界隈、賑やかな街なかにひっそりと存在する異界の入り口。 洗いだれに割烹スタイルなど、京都らしさが味わえる焼き肉3。 「皿盛」「中華そば」が2枚看板、京都「篠田屋」120年の物語。 寒がりで敏感肌な私にぴったりなインナー お腹から足まで暖かい薄手のインナー。これならおしゃれも楽しめます。 広告 TAGS #京都 #京都の物語 #今も街のあちこちに息づく、ふしぎの痕跡を訪ねて異界巡り。 #堤邦彦 #東山 HOME くらし あの世と現世との境、京都・東山あたりで辿る、ふしぎな言い伝え。