くらし カルチャー 装束を身にまとって蹴鞠や歌会…平安貴族の日常を自ら体験する承香院さんが話題。 近ごろ何かと話題を集めている、平安文化。 記事をシェア X Facebook LINE リンクをコピー 2024.04.28 撮影・青木和義 撮影協力・バックグラウンズファクトリー 構成&文・中條裕子 国産のお魚をもっと身近に (#PR)「お魚の冷凍ミールキット、今の我が家にぴったりです!」 写真ギャラリー 承香院さんが身につけているのは、平安時代の人の普段着である狩衣。「おしゃれジャージのような感覚ですかね。これで馬に乗ったりも。片袖を脱いだり袖口を絞ったり、洋服より着方にバリエーションがある気がします」 暮らしの中で大切なツールだった文。「手紙も左上の写真のように色の違う便箋を2枚重ねて結び、花を添えたりして送ることも。文に添える花の色や和歌と紙をリンクさせたり、着ている装束の色の紙を使ったりしていたんです」 物語や行事を描いた絵巻は、貴族のエンタテインメントの一つ。「スマホで写真と動画を撮っていたのでは?というくらい高度な技術で描かれていて。模写などもできるだけ見てみたい、触ってみたいと思っています」 正倉院に収められている琵琶を材質からサイズまで再現したものがこちら。「胴の部分に革を張って絵付けをしているのも同様です。バチも同じ材質の紫檀で作り、絵も入れました。 ほかにも笙や琴なども練習をしているところです」 右・「偏つぎ」という遊び。偏とつくりを合わせて漢字を完成させていく。「向きがバラバラになっているだけで意外とわからなくなるもの。実際やってみると、思いのほか難しいですよ」。左・年中行事絵巻。失われてしまった色も承香院さんがわかる範囲で彩色した。 この写真ギャラリーの記事を読む 関連記事 林望さんが古典から読み解く、現代と変わらぬ平安の情感。 洋菓子好きの友人をうならせるなら? 京都人が教えたい3つのお店。 京都在住の花房観音さんと一緒にたどる、京の旧跡が伝える9つの人間ドラマ。 インナーケアの強い味方 (#PR) 広告 TAGS #京都 #京都の物語 #今も昔も人の心こそおもしろい。散策に興趣を添える平安ガイド。 #承香院 HOME くらし 装束を身にまとって蹴鞠や歌会…平安貴族の日常を自ら体験する承香院さんが話題。