くらし ウェルネス、アート、有名建築家…ホテルジャーナリストとトラベルライターが語り合う、ホテル新時代。 コロナ禍に生まれた価値観により、ホテルが大きな転機を迎えている。 新時代のホテルのトレンドとは? 記事をシェア X Facebook LINE リンクをコピー 2023.07.15 撮影・黒川ひろみ 文・矢内裕子 写真ギャラリー そこでしかできない唯一無二の体験がホテルの醍醐味。(トラベルライター 坪田三千代さん・左)ウェルネスやアートに特化した個性的なホテルが増えています。(ホテルジャーナリスト せきねきょうこさん・右) 左・坪田さん/「香水やアロマグッズを持参し、お気に入りの香りでくつろぎます」。睡眠の質を高めるアイマスクや頭皮をケアするブラシを使えば、心身ともにリフレッシュ。右・せきねさん/薄手のショール、小ぶりのバッグ、パールはホテルのレストランへ行く時などに重宝。「旅でもアクセサリーをつけたいので、小さいものはピルケースに」 エントランス。一枚板の扉を開けると現れる、天井まで続く竹細工の下駄箱が圧巻。季節の花と白檀の香りが迎え、都会の喧騒を忘れさせてくれる。 各階に設置された共有スペース「お茶の間ラウンジ」。お茶やお菓子が用意され、読書やデスクワークなど思い思いの時間を過ごすことができる。 大浴場「大手町温泉」は、2014年に掘削された、地下1500ⅿから湧き出る保温効果の高い強塩温泉。見上げると、東京の空が見える露天風呂も。 好奇心を持つ姿勢がホテルを楽しむコツです。 ホテルは知らない世界を開く扉です。 美しいブルーを基調にした銭湯。モザイクタイルの壁画は、瀬戸内の昼の情景を表現したミヤケマイさんの作品。 部屋タイプ「土間」は客室に自転車を持ち込むことが可能。掘りごたつもあり、くつろげる空間に。 キャビンフロアは木造の柱梁のない箱状空間を活かし、 木に囲まれた山のキャビンで過ごしているかのよう。 ルーフトップには、グランピングテントが設置され、さっぽろテレビ塔を目の前に、焚き火を囲むことができる。 神宮外苑や新宿御苑の緑と風を感じられるバルコニー付き客室。国立競技場を眼前に望むことのできる部屋も。 緑に包まれたテラス席が魅力の『リストランテ&バー エボルタ』。焼きたてパンや自家製ハムなどを楽しみたい。 客室すべてに四季を楽しむプライベートテラスがある。 檜風呂や杉材の壁、細部まで木の温もりが感じられる。 メインダイニング「ザ・レストラン」は無柱空間が森に向 かって開き、坂デザインの紙管を用いた家具も。 とんがり屋根の湯小屋が特徴的。敷地にはポロト湖からの水を引き込み、どこにいても湖の気配が漂う。 4タイプの客室はすべてレイクビュー。アイヌ民族の伝統的住居から着想を得た「炉」をイメージしたテーブルも。 「リフレッシュラウンジ」には畳のスペースや地域密着のライブラリー、ドリンクサービスカウンターなども。 新設された「シグネチャーツインルーム」。畳や檜風呂、 障子からの光も美しい、和のコンセプトが際立つ空間。 この写真ギャラリーの記事を読む 関連記事 話題のホテルを手がける2人が語り合う、泊まるだけじゃないホテルの在り方と可能性。 SNS映え必至の”あんこのお花”づくりに、スイーツ芸人・スイーツなかのさんが挑戦。 文房具好きの木下綾乃さんがコクヨを訪問、進化を続ける文房具を語り合う 広告 TAGS #お茶の時間 #せきねきょうこ #ホテル #坪田三千代 #対談 HOME くらし ウェルネス、アート、有名建築家…ホテルジャーナリストとトラベルライターが語り合う、ホテル新時代。