くらし

コンロまわりのお手入れ習慣をプロのハウスキーパーが伝授。

フードライター・小石原はるかさんが「タスカジ」ハウスキーパーみけままさんに台所の日々のクリーンナップやお手入れ法を教わりました。
  • 撮影・黒川ひろみ

コンロまわりの油汚れはセスキにお任せ!スプレータイプが便利。

「コンロまわりのお手入れは、セスキスプレーを1本用意しておくと安心」とみけままさん。重曹よりもアルカリ度が高いため、油汚れに強く、軽い汚れならスプレーをかけてふきんでサッと拭うだけ。朝食に作ったナポリタンの油はねもみるみる落ちて、「すごく気持ちがいいです!」と小石原さんも感動だ。

頑固な汚れは、スプレーをかけて5分おき、スポンジの研磨面で磨いて水拭き。みけままさんが愛用するのは、活性炭入りのスポンジ。
水に溶けやすく、白い成分が残らないので一度拭くだけでぴかぴかに。汚れがたまりやすいコンロ外側のきわも忘れずに。
\二度拭き いらずで便利!/

台所を日常的に美しく保つ方法

(左)みけままさん(右)小石原はるかさん

コンロまわりの油はね、排水口のぬめり、フライパンの焦げつき。毎日コツコツ手入れをする習慣を身につければ、台所の清潔が保たれて、日々の作業もスムーズに。年末の大掃除もいらなくなるかも?

そこで今回、料理研究家の母が遺した台所を突如受け継ぐことになった小石原はるかさんの自宅を、「タスカジ」のハウスキーパー、みけままさんが訪問。すぐに実践できる、効率的なお手入れ法を教えてもらった。

汚れ対策にスチームクリーナーを導入した小石原さんに、「特別な用具がなくても大丈夫」とみけままさん。

「基本は、汚れたらすぐに拭くこと。コンロまわりは火を止めてまだ熱いうちに、ふきんでお湯拭きすれば、汚れはたまりません」。たまった汚れには、タイプ別に洗剤を使い分ける。「油汚れはセスキ、排水口の除菌は過炭酸ナトリウム。シンクは食器用洗剤で洗ってタオルで拭いてから寝ると水垢がつきません。気がついた時にほんの数分、あと一歩がんばれば、台所が気持ちのいい場所になりますよ」

小石原はるか

小石原はるか さん (こいしはら・はるか)

フードライター

レストラン通いを愛し、家では朝食にうどんやナポリタンを作って食べる"偏愛系ライター"。著書に『自分史上最多ごはん』(小社刊)など。

みけまま

みけまま さん

「タスカジ」ハウスキーパー

家事代行マッチングサービス「タスカジ」でリピーターが続出する掃除のプロ。『タスカジさんが教える最強の「家事ワザ」』(小社刊)で掃除術を多数紹介している。

『クロワッサン』1067号より

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