くらし

アレンジ次第で洒落た一品に、カリフラワーのスパイス風味【長尾智子さんの副菜レシピ】

誰かを招いておもてなし。そんなとき活躍するサイドディッシュを長尾智子さんに教わりました。
単品野菜の下ごしらえをしておけば、付け合わせやアレンジ次第で、ひと味違う、洒落た一品がすぐに出来上がります。
  • 撮影・合田昌弘 構成と文・太田祐子

カリフラワーのスパイス風味

オーブンでじっくり火を入れることで素材の風味が増す。
最後にしっかり塩味を決めておくこと。

クミン、シナモンが香る一皿。カリフラワーは長時間焼くと水分が抜けてしまうので、あらかじめ茹で、焼き時間は短く。最後に塩を利かせるのが味を決めるコツ。
冷蔵保存して3〜4日で食べきります。残りを使うときは油を少し足してトースターで焼くか、常温に戻すだけでも。

【材料(作りやすい分量)】
カリフラワー(中)1株
クミンシード 小さじ2
シナモンパウダー 小さじ1/2
カレー粉 大さじ1弱
塩 適量
植物油(米油など)大さじ2
香菜 1株

【作り方】
1.カリフラワーは小房に切り分け、大きいものは縦に2〜3等分する。鍋にたっぷり湯を沸かし、カリフラワーを入れて3〜4分茹でて水気を切り、ボウルに入れる。温かいうちに塩少々、油、スパイス類を全部振り入れてよく混ぜ合わせる。
2.オーブンを200度に温める。天板にカリフラワーを並べ、15分ほど焼く。焼き色がついてきたら取り出し、軽く塩少々を振ってスプーンで混ぜる。器に盛って3〜4cm長さに刻んだ香菜の葉と茎を散らす。

ゆで卵と葉野菜を盛り合わせ、オリーブ油をまわしかけるだけで見栄えのする一皿に。
長尾智子

長尾智子 さん (ながお・ともこ)

フードコーディネーター

素材の持ち味と意外なおいしさを引き出す、シンプルで再現性の高いレシピが人気。近刊に『料理の時間』(朝日新聞出版)。

『クロワッサン』1063号より

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※ 記事中の商品価格は、特に表記がない場合は税込価格です。ただしクロワッサン1043号以前から転載した記事に関しては、本体のみ(税抜き)の価格となります。

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