くらし

タオル、ソファ、etc……あるのが当たり前だったアレ、実はなくても大丈夫だった!

子どもの頃からずっと家にあって、当然のように使ってきたものでも、少しの工夫や考え方次第で「なくても大丈夫」だったりします。
実際に「え、そんなものまで?」という必需品(だったもの)を手放して、スッキリ暮らしている人たちの声を集めてみました。
場所を取るから、見た目が美しくないから……きっかけはどうあれ、これまでの“当たり前”を一度見直してみてはいかがでしょうか。
  • 撮影・中島慶子 イラストレーション・三東サイ

タオル

●去年、家族全員が感染症にかかり、家じゅうのタオルを撤去しました。今は洗面所とキッチンにペーパータオルを常備。ペーパーは捨てられるからとことん汚せるという安心感で、水はねなども都度拭くようになり、シンクがきれいにキープできるのも収穫でした。

●タオルは日々の洗濯もわずらわしいし、処分の目安がわからず、急な来客時にくたびれたタオルを慌てて仕舞うこともたびたび。常にかけっぱなしというのも不衛生な気がして……。素敵なペーパーディスペンサーを見つけたのをきっかけに、ペーパータオル生活に。

アメリカンダイナーにあるような洒落たスチール製ディスペンサー。写真のサックス含む計7色。幅26×奥行12.5×高さ14.5cm 3,200円(ダルトン TEL.03-6722-0940)

壁掛けカレンダー

●カレンダーを部屋に貼っていると、どうしても生活感が出てしまうのが気になり、卓上カレンダー→手帳と徐々に縮小化。今はスマホのカレンダーアプリのみに。

●家族全員の予定がひと目でわかるのが便利で、書き込みができる大きい月めくりを長年愛用。でも家に人が遊びに来ると何の気なしに眺めていることが多く、情報開示しすぎ!と思い撤去。今は夫と娘とGoogleカレンダーでスケジュールを共有しています。予定が迫ると通知もされるし、場所を登録しておけば地図も起動できるし、ぐっと便利になりました。

やかん

●やかんが壊れ、気に入ったものがなかなか見つからずはや3年。とりあえずのつもりで片手鍋で代用していますが、全く不自由していないことに気づきました。お湯を沸かすのも、お茶を煮出すのも、花に水をやるのも全部、同じ鍋で行っています。

●やかんの収納場所がなく、使わない時もコンロの上に置きっぱなしというのがどうもスッキリせず、小さなミルクパンを代わりに使用しています。うちは大量にお湯を沸かすということもないし、やかんに比べ丸洗いしやすく、中も外も清潔に保てるのもいいですね。

水切りカゴ

●洗ったそばから食器を自然乾燥できる水切りカゴはとっても便利だけど、場所を取るし見た目もスッキリしない……。ハンドタオルの上に洗った食器を置いて、すぐに拭いて仕舞うようにしたら、これまでのモヤモヤもなくなりました。終わったらタオルと布巾は洗濯機にポイ、でラクチンです。

●まるで巨大な建築物のように立派だった我が家の水切りカゴ。機能的で食器もたくさん置ける一方、存在感が強すぎました。今はコンパクトにたためる水切りラックを、使う時だけシンク上にセット。調理スペースも広く使えるように!

使わない時はくるくると丸めて収納。色は他にブラックも。幅26×奥行58×高さ0.8cm スチール製。折り畳み水切りラック タワー L 3,000円 
食器へのあたりがやさしいシリコン製。二つ折り、四つ折りにもできる。幅40.5×奥行25×高さ1.3cm。折り畳み水切りトレー タワー 各2,500円(共に山崎実業 TEL.0743-57-5068)
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