40歳以降の人は、
一度簡易検査でいびきやSASのチェックを
では、睡眠時無呼吸症候群(SAS)かどうか、調べたい場合はどうしたらよいでしょう。 「いびきは耳鼻咽喉科や睡眠障害の専門外来で診てもらえますが、できればSASを扱っている医療機関がよいですね。睡眠医療専門医や医療機関は、日本睡眠学会のホームページで調べることができます」と白濱さん。
睡眠外来やSASを扱っている医療機関では、睡眠の状態や睡眠の質について詳しい検査・診断をしてもらえます。鼻の呼吸やいびき音、気道の狭窄などを調べる検査があり、自宅でできる「簡易式PSG」なら、4千円程度で受けられるそうです。 白濱さんは「一般的な健康診断には、いびきのチェックはありません。40歳以降の方は、これを一度受けておくとよいと思います」と、話していました。 もちろん、いびきその相談もできます。いびきの治療法には、生活指導やマウスピース、手術などがあり、原因によって治療法は変わってきます。
いびきやSASがあるのに気づかないでいると、日常生活や健康に様々な支障が出てきてしまいます。女性である私たちにも年齢とともにいびきが増える可能性があることを自覚して、いびきがあるなら早めに改善を試みるようにしたいですね。