からだ

【動画付き】手軽にできるのがうれしい、声の老化を防ぐエクサイズ。

最近、声が細くなったり、低音になったりしていませんか? 豊かな声を維持するコツや、すぐにできるエクササイズを紹介します。
  • 撮影・岩本慶三 スタイリング・春原久子(モデル) ヘア&メイク・木下庸子(プラントオパール/佐藤さん、モデル) モデル・竹中友紀子 文・嶌 陽子

独自の「声力」メソッドをもとに各地で指導している、ヴォイスアーティストの佐藤慶子さんに教わる「声の老化を防ぐエクササイズ」。前回の基本編に続いて、さまざまなエクササイズを教わります。

基本の呼吸&リラックス

仰向けに寝て、目は軽く閉じる。鼻から息を吸ったら、3秒ほど息を止め、きちんと吸ったかを確認。「丹田(おへそから握りこぶしひとつくらい下の位置)を意識するのがポイント」(佐藤さん)。次に、鼻からゆっくりと息を吐ききる。今度は丹田に力を入れて、3秒ほど息を止め、吐ききったかを確認。これを習得したら、頭頂部や額など、身体の各部位で呼吸するイメージで行っていく。

【基本】
【応用】左右の鼻の穴それぞれで呼吸。片方の鼻の穴を指で軽く押さえる。吐く際は、口を閉じて吐く側の鼻でハミング。

梅干しばあさま

仰向けに寝て、「ぎゅーっ」と言いながら手足を縮め、身体全体を小さく丸める。うずくまるようなイメージ。その際、顔も真ん中に寄せる。「酸っぱい梅干しを食べた時のように、口をすぼめ、目もぎゅっとつむってください」。次の瞬間、「ぱっ!」と一気に声を出しながら、口を大きく開け、目も見開く。同時に手足もはじけるような感じで、思いきり広げる。朝、起きた時に行うのがおすすめ。

エア荷物上げ

重い荷物を持ち上げるイメージでかがむ。次に、荷物を持ち上げるようにして、ゆっくりと起き上がる。その際、気合いを入れ、お腹の底から力をこめて「よいしょ!」と声を出す。「このほかにも、『えい!』『わっしょい!』といった、動作と一緒に使う気合いの掛け声は、パワーを生み出す効果があるのです。気分に合わせて、さまざまな掛け声を、お腹の底から思いきり叫ぶのもストレス解消になります」

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