からだ

Vol.8 疲れがとれません。【40歳からのからだ塾WEB版】

慢性疲労症候群の治療法の一つ「和温療法」

和温療法
室温を60℃に設定した遠赤外線乾式サウナ治療室で全身を15分間温めた後、30分間の安静保温をし、最後に発汗に見合う水分を補給する。
●まとめ

疲労感が強くてつらいときのやることリスト
□ がまんしないで休む
□ 検査を受ける、必要なら治療も受ける
□ 生活リズムを整えて、睡眠をきちんととる
□ 体を冷やさない、入浴は湯船につかり体をよく温める

更年期世代は、家庭や仕事が忙しく、自分のことは後回しにしがち。
でも、体にとっては、エストロゲンというお守りがなくなる変化の大きい時期です。
また、今は閉経後も30年以上生きる時代です。更年期にがまんを重ねると、あとからつけが回ってくることもあります。
自分の体の声を聞いて、しんどい疲れは積極的にケアしていきたいですね。

ご協力いただいた医師

天野惠子さん

静風荘病院特別顧問 女性内科・女性外来
あまの・けいこ●性差医療のスペシャリスト。専門は循環器疾患、更年期障害、慢性疲労症候群など。初診は30分以上をかけ、症状は問わない、最後まで責任をもって治療に当たるがモットー。

※症状や治療法には個人差があります。必ず専門医にご相談ください。

ライター、メノポーズカウンセラー 及川夕子
更年期まっただ中のライター。最近、ちょっと休んだぐらいでは疲れが抜けなくなってきて、以前よりもカラダのメンテが欠かせなくなったと実感。とはいえ、カラダの変化をポジティブに捉え、同年代の女性の健康に役立つさまざまな情報をお伝えしていきたいと思っています。ただいま、ヨガやマインドフルネスを実践中。ホルモン補充療法もしてみたい!
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