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【白央篤司が聞く「自分でお茶を淹れて、飲む」vol.5】堤人美(料理研究家)「やっぱりお茶って嗜好品。お気に入りのティーバッグを探すことから始めてもいい」

ペットボトルは便利だけど、「自分でお茶を淹れて、飲む」行為には、かけがえのない良さがあるように思えてならない……。「生活にお茶は欠かせない」人たちは、どんな風にお茶と付き合っているのだろうか? 『台所をひらく』などの著書で知られるフードライターでコラムニストの白央篤司さんが「お茶」をテーマにインタビューする連載第5回は堤 人美さんのお話です。

取材/撮影/文・白央篤司 編集・アライユキコ

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料理研究家・堤 人美(つつみ・ひとみ) 京都府出身。大学卒業後、テレビやCMのフードコーディネートに長年携わる。家庭料理にまつわる著作は数多く、最新刊は『なんでもレモン』(Gakken)。小さい頃からジャム作りが好きで、毎シーズン様々なフルーツを使ったジャム研究を続けている。現在は韓国文化にも魅せられ、韓国語も学習中
料理研究家・堤 人美(つつみ・ひとみ) 京都府出身。大学卒業後、テレビやCMのフードコーディネートに長年携わる。家庭料理にまつわる著作は数多く、最新刊は『なんでもレモン』(Gakken)。小さい頃からジャム作りが好きで、毎シーズン様々なフルーツを使ったジャム研究を続けている。現在は韓国文化にも魅せられ、韓国語も学習中
洋のティーポットと和のお盆が違和感なく溶け合う。堤さんのふるさとである京都の「よく行く骨董店で買ったもの」だそう
洋のティーポットと和のお盆が違和感なく溶け合う。堤さんのふるさとである京都の「よく行く骨董店で買ったもの」だそう
紅茶を注ぐ前に、きちんとお湯で茶器を温める堤さん。自分のためにも、いつもそうする
紅茶を注ぐ前に、きちんとお湯で茶器を温める堤さん。自分のためにも、いつもそうする
やかんは年季の入った大きなもの。「アシスタントさんのプレゼントで、イギリスの銅製のものです。あまり手入れできてないんだけど……(笑)」
やかんは年季の入った大きなもの。「アシスタントさんのプレゼントで、イギリスの銅製のものです。あまり手入れできてないんだけど……(笑)」
茶器は「高さ6㎝、幅が7㎝ぐらいのものが好き。和洋問わず、どんなお茶でも合うんです」
茶器は「高さ6㎝、幅が7㎝ぐらいのものが好き。和洋問わず、どんなお茶でも合うんです」
大きな茶缶に詰まっていた、堤さんの父上お手製の番茶。撮影用に缶を出してくれたとき、抱えるそのさまから大事に思う気持ちが伝わってきた。
大きな茶缶に詰まっていた、堤さんの父上お手製の番茶。撮影用に缶を出してくれたとき、抱えるそのさまから大事に思う気持ちが伝わってきた。
好きで集めている茶器の数々、これはごく一部
好きで集めている茶器の数々、これはごく一部
ティーポッドもいろいろ。手前左から番茶用、紅茶用。撮影後、スタッフに淹れるために大きなものを用意している。右の白いのは、紅茶を自分用に飲むときのもの
ティーポッドもいろいろ。手前左から番茶用、紅茶用。撮影後、スタッフに淹れるために大きなものを用意している。右の白いのは、紅茶を自分用に飲むときのもの
料理道具と同じぐらい、お茶に関するものが並ぶ堤さんのキッチン
料理道具と同じぐらい、お茶に関するものが並ぶ堤さんのキッチン
堤さんお気に入りのお茶うけ。手前3つが「シヅカ洋菓子店」、後ろが「ラ・ヴィエイユ・フランス」のもの。どちらも素材の良さを感じさせる豊かな味わいと飾らない素朴さがいい
堤さんお気に入りのお茶うけ。手前3つが「シヅカ洋菓子店」、後ろが「ラ・ヴィエイユ・フランス」のもの。どちらも素材の良さを感じさせる豊かな味わいと飾らない素朴さがいい
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