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納豆入り麻婆豆腐と自家製厚揚げ納豆醤油だれのレシピ【青江覚峰さんの腸活レシピ】

ごはんにのせるだけではなくおかずにもなる納豆の食べ方を、東京・西浅草にある浄土真宗東本願寺派「湯島山 緑泉寺」住職の青江覚峰さんに教わった。腸活によりよい、ちょい足し術も!
  • 撮影・黒川ひろみ 料理製作、スタイリング・渡邊美穂 文・小沢緑子 撮影協力・UTUWA

お腹もしっかり満足。食卓で主役級となるひと皿、納豆入り麻婆豆腐

【一休寺納豆とは?】京田辺の古刹、酬恩庵 一休寺の住職が代々寺の境内で大豆を麹菌で発酵させて作る納豆。一休禅師が製法を伝えたとされる。一休寺納豆 50g 720円。東京・下北沢の『発酵デパートメント』で入手可。HP(https://hakko-department.com)より通販も。

寺納豆を加えて深い味わいに。

「市販の納豆と、糸を引かない〝寺納豆〞で作る麻婆豆腐です。精進料理では、ねぎを使わないので、みじん切りしたきゅうりの皮を彩りにします」

【材料(4人分)】
納豆 2パック
一休寺納豆(豆豉で代用可)小さじ1
木綿豆腐 1丁(400g)
A[生姜(みじん切り)小さじ1 甜麺醤 大さじ1 豆板醤 大さじ1 粉唐辛子 小さじ1]
昆布出汁 150ml
水溶き片栗粉 大さじ2(片栗粉を同量の水で溶く)
塩 ひとつまみ
ごま油 大さじ2
紹興酒 大さじ1
醤油 大さじ1
こしょう 少々

【作り方】
1.豆腐を2cm角に切り、塩を加えた湯で温めるぐらいに軽く茹で、水切りする。
2.納豆を軽く水洗いし、粘りを取る。一休寺納豆を包丁でたたきボウルに入れ、Aを加えてよく混ぜ合わせる。
3.フライパンにごま油を入れて中火にかけ、納豆を入れてさっと炒め、一休寺納豆を加えてさらに炒める。全体がなじんだら昆布出汁を入れ、ふつふつとしてきたら豆腐を加える。
4.再度沸騰したら水溶き片栗粉を入れ、紹興酒、醤油、こしょうで味を調える。

ちょっとした副菜や、酒の伴にもなるおつな一品。自家製厚揚げ 納豆醤油だれ

揚げたての厚揚げと納豆醤油のご馳走。

「絹ごし豆腐を油でじっくり揚げた自家製厚揚げを、ミキサーにかけた納豆醤油で。油、納豆、醤油の香りが交わり、すばらしい味わいです」

【材料(作りやすい分量)】
納豆 1パック
醤油 大さじ1と1/2
絹ごし豆腐 1丁

【作り方】
1.ミキサーに納豆、醤油を入れて攪拌し、納豆醤油を作る。
2.豆腐を食べやすい大きさに切り、160度の油(分量外)でじっくり揚げ
る。
3.器に2を盛り、1をかける。

青江覚峰 さん (あおえ・かくほう)

料理僧

東京・西浅草にある浄土真宗東本願寺派「湯島山 緑泉寺」住職。仏教と食をつなぐ料理僧として、食育活動も行う。著書に『お寺ごはん』など。

『クロワッサン』1061号より

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