「自信が持てるものがないという人は、“特技”=誰と比べても優れているものだ、と断定しているからでは。いきなり高みを目指さず、私は書類の仕分けが得意とか、この煮物は誰にも負けないなど、身近なもので自信をつけていけばいいと思います」(小高さん)
同時に「そんなことは特別な能力ではない」と自らを否定してしまうクセに気づき、やめること。
「承認欲求を持つのは人として当前のことですが、最近は他者からの評価を求め、人と比べすぎる傾向が。うらやましいと思う人と同じ暮らしが本当にしたいのか、自分が何を求めているのか、評価の基準を自分に戻して」(小高さん)