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くらし

モデル・熊田マリエスターさんの母の味。自慢スープレシピ。

繰り返し作る味、とっておきの一皿……。
スープを愛する熊田マリエスターさんに自慢のレシピを教えてもらいました。
  • 撮影・柳原久子 スタイリング・矢口紀子 文・小沢緑子

母親が作っていた味が手本。肌によいとされる食材もスープで。

ビーツのスープ

【材料(3〜4人分)】
ビーツの水煮(パウチや瓶詰)1と1/2個 玉ねぎ1/2個 じゃがいも1個 水200〜300ml 鶏のだし適量 オリーブオイル適量 バター適量 牛乳200〜300ml 塩少々 ソーセージ(輪切りにしカリカリに焼いたもの)適量 ハーブのミックススパイス少々

【作り方】
1.玉ねぎ、じゃがいもは薄切りにする。
2.1をオリーブオイルとバターで炒め、水、鶏のだしを加えて煮る。
3.じゃがいもが柔らかくなったら、小さく切ったビーツを加えて火を通す。ミキサーに移して攪拌する。
4.3を鍋に戻して火にかけ、牛乳を加えて塩で味を調える。
5.器に盛り、ソーセージをのせ、ミックススパイスを振る。

鮭とキャベツのスープ

【アレンジ】鮭とキャベツのスープに、トマトや生こしょうを加えたり、味の変化も楽しむ。

【材料(3〜4人分)】
鮭1〜2切れ A[キャベツ1/2玉 玉ねぎ1/5個 しょうが1かけ にんにく1かけ] オリーブオイル適量 熱湯適量 塩少々

【作り方】
1.Aの野菜をすべてみじん切りにする。
2.オリーブオイルで1をじっくりゆっくり炒める。
3.キャベツや玉ねぎが透き通ってきたら熱湯を入れ、さらに鮭を加えて煮込む。塩で味を調える。

「子どもの頃、母が季節の野菜でスープを作ってくれるのがうれしくて。その影響で私も今、いろいろな種類を作って楽しんでいます」と、モデルの熊田マリエスターさん。

赤ピンクのスープは、独特な甘みのある根菜、ビーツで作ったものだ。

「ドイツではビーツはポピュラーで、サラダや酢漬けにもします。日本でも水煮が手に入りやすくなったので、ミキサーにかけてポタージュに。子どもたちも好きな味のようで、カリカリに焼いたソーセージをのせてよく飲んでくれます。そうそう、ビーツは鉄分が豊富で、女性の健康にすごく役立つんですよ」

鮭とキャベツのスープは、“肌のため”という目的でもいただく。

「週に1、2度、特に仕事の撮影前などは必ず、肌にいいとされる食材でスープを作って飲むようにしていて、そのひとつがこれ」

鮭は抗酸化成分が、キャベツはビタミン類や食物繊維も豊富。

「このスープはキャベツをたっぷり半玉分、玉ねぎもみじん切りにして入れています。そのせいもあるのか、摂ると翌朝、肌も体も調子がいいように思います」

熊田マリエスター(くまだ・まりえすたー)さん●モデル。母直伝のドイツ料理に加え、京都生まれの京都育ちで和食も得意分野。3人の子どもの母親でもある。

『クロワッサン』1012号より

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※ 記事中の商品価格は、特に表記がない場合は税込価格です。ただしクロワッサン1043号以前から転載した記事に関しては、本体のみ(税抜き)の価格となります。

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