いつものカジュアルで元気な装いも大好きだけど、ときにはシャープな大人の女性のおしゃれをしたいと願う坂田さん。パリへ行くときはレストランのディナーで着られるきちんとしたワンピースと、「背筋がピンとして脚もきれいに見えるから痛くても我慢して履きたい」というハイヒールを必ず持参するそう。そんな坂田さんの要望に応えて、スタイリストの木俣歩さんが選んだのはテーラードジャケットだ。「大人の品格が漂います。フォルムに立体感があって、シルエットの美しさは格別。男性みたいにスーツっぽ着てしまうととカッチリしすぎなので、ミモレ丈のスカートと合わせるとエレガントです。インしたTシャツは薄手で着心地がよく、胸元がVでけっこう開いているのでセクシーです」(木俣さん)
普段のスタイルとはぜんぜん違います、とまだ慣れない様子の坂田さん。「このジャケットは自然に背筋が伸びて、ラインがとてもきれいです。パリの本当のマダムたちは、スーツ姿が素敵なシックな女性。こんな私でも目指せるかなって思っちゃいました。これからは大人の上質なアイテムを少しずつ増やしていきたいですね」