スタイルを選ばず、合わせやすい
本当に使えるバッグはこれ。
いま手に入れれば、しばらくトレンド感を楽しめるおすすめのバッグを、持ち方やコーディネート術も含めて、スタイリストの大沼こずえさんに聞きました。
和装にも洋装にも合う雰囲気。
クラシックなハンドバッグが旬。
フォルムのしっかりした短めの持ち手のハンドバッグは、いまいちばんのトレンド。
パーティやあらたまった席はもちろん、デニムなどカジュアルなスタイルに持つのもおしゃれ。
きものにも合うので、大人の女性にとって幅広いシーンで活躍してくれそう。
「こぶりに見えて長財布が横に入るなど、マチがある分、収納力も期待できます。ショルダーストラップ付きのものも多く、気軽に持てますよ」(スタイリスト・大沼こずえさん。)
お出かけ着にふさわしい
上品なワンハンドル。
牛革とピッグスエードを貼り合わせ一枚革のように見える、昨年秋にデビューした和光のハンドバッグ。上品な紺に映える、シルバーの金具は自動巻時計の部品をモチーフにしたもの。内側は鮮やかなロイヤルブルーでこのワンピースと好相性。背面にファスナーポケットあり。
傷が目立ちにくい加工も助かる、
持ち手が2本型。
革に細かい型押しをしたサフィアーノレザー製の2点。傷や汚れが目立たない点でも長く使いやすい。A.D.M.Jのハンドバッグはアールデコ調の留め具がアクセントのフロントには厚みのある収納、背面には大きなオープンポケットがついて便利。アンテプリマのハンドバッグはメインコンパートメントをファスナーポケットで2分割、その前面にもオープン収納がつき、フラップを開けた裏にもポケットが。持ち物を細かく仕分けしたい人向き。
意外に合わせやすい、
アクセントカラー。
ベーシックな黒や茶系の服に、きれいな色のバッグを合わせてみるのもコーディネート術のひとつ。どちらもイタリア製。目を引く鮮やかな発色のオレンジのバッグ。口の開いたポーチを3つ合わせたようなデザインで、接着部分も薄い収納に。ピンクベージュのワンハンドルバッグは、折り紙のようなライン入りの直線的デザイン。付属のショルダーストラップの一部がゴールドチェーンになっているのもおしゃれ。
デニムスタイルにも合う
クラシックバッグ。
ヴィンテージのような雰囲気あるバッグ。
内側のオープンポケットとファスナーポケットのほか、背面にもオープンポケットがあって便利。
比較的ソフトなボディで体に添う
ワンハンドル。
マチのあるフォルムも、やわらかい革を使うことで大きめの本体でも持ちやすい。ユナイテッドアローズのワンハンドルバッグはリザードの型押しボディに、バンブーの持ち手をセット。ザネラートのワンハンドルバッグは横長なバランスがポイント。フラップの下のメインコンパートメントはダブルファスナーできっちり閉まるつくり。本体はヌバック。付属のショルダーストラップは持ち手と同じ型押しのレザー。
撮影・回里純子 スタイリスト・大沼こずえ ヘア&メイク・福沢京子(Perlemanagement) モデル・ヒスイ
『クロワッサン』913号(2015年11月10日売)より
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※ 記事中の商品価格は、特に表記がない場合は税込価格です。ただしクロワッサン1043号以前から転載した記事に関しては、本体のみ(税抜き)の価格となります。
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