白アイテムを細く着こなすテクニック1〜下半身太めさん編〜
体型の悩みもあり膨張色の白を選ぶのに抵抗があるという読者に、プロの目で、細く、トレンド感ある着こなしを提案します。
白い服は、去年に引き続き、今年も流行中。「着てみたいけれど、膨張色だから太って見えるのでは…」という声に、スタイリストの平澤雅佐恵さんが応えてくれました。
169cmと長身の白石美和子さん(クロワッサン倶楽部読者モデル No.31)は、実は下半身が太めなのが悩み。
「シルエットが出ないよう、ゆったりしたパンツをはくことが多いです」という白石さんに平澤さんが提案したのは、あえてぴったりしたサイズ感のアイテムを選ぶこと。
「カラフルなスキニーパンツがきれいにはきこなせるのは背が高く脚が長い人の特権。ギリギリ入るくらいのタイトなパンツを選んだほうが細く見えますよ」。
Before
平澤さんが提案したのは、ペタンコ靴を合わせながらもスラリと見える白い服コーディネート。
「下の写真、右側は背が高くて脚長という長所を生かして、ストレッチ素材のカラーパンツを合わせました。中途半端なサイズより、ジャストサイズをはくほうが脚は細く見えるんですよ。合わせたトップスは立体裁断の白シャツ。こちらも体に沿ったラインだからこそ細く見えます。
左側は濃い寒色のショートコートを使って、縦長の白ラインを作ったコーディネート。靴まで白で揃えたことで、さらに縦長が強調されます」
After
トップス、ボトムスともに白にすると膨張しがちなところを、ネイビーのコートを合わせると途端に縦長に見えるように。
「『白い縦長ライン』という印象になり、細く見えます。コートはひざ上10~15㎝のショート丈を選び、パンツは足首が出る丈を選ぶのが軽やかに見せるコツです」
ストレッチ素材のカラーパンツは、できるだけぴったりフィットするものを選ぶと細く見える。
「合わせる白いシャツは形にこだわって。このシャツはウエストがきれいにシェイプされていたり、肘までの袖丈で気になる二の腕が隠せるので、体のラインがより美しく見えます」
平澤雅佐恵さんのスタイリングで、新しい白の着こなしを見せてくれた白石さん。「スタイルがよくて、私じゃないみたい。気付かなかった自分の良さを引き出していただいた感じです」と大満足です。
※商品は売り切れている場合があります
『クロワッサン』897号(2015年3月25日号)より
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