「小さい頃は家族と、よくお菓子作りをしていたのですが、そのときのクッキーやケーキの味が、私のスイーツの原点。大人になってからは甥っ子と一緒に作ったりもしていたので、クッキーや焼き菓子は、どこにいても目に入ってくるんです」
そう話すのは、モデルの宮本りえさん。街中で気になるパティスリーを見つけたら、必ず中に入って焼き菓子を探してしまう。そうして見つけたのが『リベルターブル』のサブレ。ガラス張りの赤坂本店に足を踏み入れると、真っ先にショーケースに並ぶ宝石のようなプティガトーに目を奪われそうなものだが。
「もちろん、ケーキの美しいディスプレイにうっとりしながら、お店の少し奥まったところにある焼き菓子も忘れずにチェックするんです。このサブレは、バラの花のような見た目が素敵で、試しに買って食べてみたら、1枚だけのつもりが夜中に手が止まらなくなってしまって困ったほどでした(笑)」
後に、エキストラヴァージンオリーブオイルと岩塩を使ったウィーン風のサブレと知り、軽い食感と絶妙な甘さの理由が分かったという。以来、自身もリピートしつつ、手みやげリストへも仲間入り。
「サブレは誰もが知っている日常的なお菓子だからこそ、味の違いがわかりやすいですよね。口にしたときの相手の驚く顔を見るのも楽しいんです」
かさばらない大きさで、適度に日持ちするというのも手みやげにしやすい理由。
「ライブやイベント、撮影現場などは慌ただしいことも多いので、その場でつまんでも持って帰っても大丈夫なものを選ぶようにしています」
荷物にならないよう、バッグや楽器ケースなどに忍ばせられるサイズ感もベスト。今では「次もこれがいい!」とリクエストされることもある。
「心の中でにんまりしています(笑)」