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梶原由景さん推薦『ヴィヨン』のバウムクーヘン|手みやげをひとつ

  • 撮影・森山祐子 文・嶌 陽子

積み重ねられてきた伝統を感じる、正統派の味わい。

「ファッション業界の人は、舌の肥えた人が多いんです。会食の店を選ぶときや、手みやげ選びには気を遣いますね」

そう語るのは、自身もファッション界きっての食通として知られる梶原由景さん。知人においしいケーキを食べてもらいたい一心で、遠くの店までわざわざ買いに行ったりするなど、相手に喜んでもらうための労は惜しまない。

「おいしいものを通じて、相手との関係も深まるし、それで仕事がスムーズにいくこともある。僕にとって、食は大事なコミュニケーションツールです」

そんな梶原さんが、手みやげとして重宝しているのが、東京・桜新町にある洋菓子店『ヴィヨン』のバウムクーヘン。上質な素材を使って、丁寧に焼き上げられる伝統菓子は、しっとりとした口当たりと、上品な味が印象的だ。プレーン以外にも、メープル、カカオ、抹茶などの種類を楽しめる。

「派手さはないけれど、オーセンティック(正統派)な味わいがいい。僕は、プレーンか、メープル味が好きですね」

ファッションブランドの展示会に行くときに買うのは、ひとつずつ包装されているカットクーヘンの詰め合わせ。

「日持ちもするし、わざわざ切る必要もない。手を汚さずに食べられるから、展示会のような場には、ぴったりです」

一方、家族のいる友人の家には、「お子さんたちも一緒に、皆でワイワイ言いながら切る楽しさもあると思うから」と、ホールタイプを贈ることが多いという。

これまで、さまざまな店の味を体験してきた梶原さんだが、
「伝統的で、変わらない味の店が好き。長年にわたって続けている、そのすごさや重みを感じるんです」

1965年の創業以来、バウムクーヘンの味を一筋に守り続ける『ヴィヨン』も、そんな店の一つなのだ。

梶原由景さん
かじわら・よしかげ クリエイティブディレクター
1965年、福岡県生まれ。セレクトショップ『ビームス』のクリエイティブディレクターを経て、現在はコンサルティング会社LOWERCASE代表。デジタルメディア「Ring of Colour」で日々情報を発信中。

ヴィヨン●東京都世田谷区桜新町2・8・4 ☎03・3427・2555 FAX03・3427・2045 賚9時30分〜20時(電話受付は10時〜19時)、不定休。カットクーヘン1枚190円〜、5種12枚入り2、580円、ホール1、250円〜など。写真は右から、カットクーヘンの抹茶、メープル、トリオ。取り寄せ可。http://www.villon.co.jp/

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