「基本的にはなまけものなので、そのときどきによく見える工夫をしているだけです。見られる職業ですし、ファンの方など、初めて会う人と写真を撮るような機会も多いので、1回のシャッターチャンスで少しでもよく写る方法については熟知していますね。きれいに写ったら単純にうれしい。少しの工夫で叶うのだから、女性はぜひやってみたほうがいいですよ」
野宮さんがまず実践するべきと話すのは、鏡を各部屋に置くことと、声を録音してみること。
「現状を把握することから始めましょう。まず鏡を見ないと自分がわかりません。そして見た目より比較的簡単に変えられて、印象をよくするのが、声質や言葉遣いなども含めた話し方。きれいな言葉を使ったり、ゆっくりしゃべったり、大きな声を出さないよう気をつけるだけで美人度は上げられます。大学生の息子がいますので若者言葉も耳にしますけど、自分では絶対に口にしませんね。今ならスマートフォンの録音機能などもありますし、自分の話し方を客観的に聞いてみるといいですよ」