育ての父の私への性的虐待をセッティングしていた母から「あんたが不良だったのが悪いんだから謝らない。実の母の私に金はくれて当然」と言われ頭にきて絶縁。
最後に結婚した相手もいつの間にか私より私の稼ぐお金の方が好きになっていた。このようなことを考えるだけでも逃げ出したくなってしまう。たとえ税理士に今までの数字全部出してもらっても、絶対にこんな本書けるはずがない。
私はお金より愛だろ、と考え過ぎなのかもしれないですね、いい年ぶっこいて。自分と同じかそれ以上の収入のある人と付き合ってみたいけど、そんな男は超「オレ様」のような気がする。たぶん縁もないだろうし絶対無理。
こんな私は森さんのクールさが羨ましくてしょうがない。小説の中の女性像やこの本からも感じられる、若い女性に対してだけではない優しい眼差し。きっと奥様とも素敵な関係なのだろう。しかし羨ましがるのはダメとこの本にもあるし、これからはお金のことも冷静に考えて生きていきたいものです。って、今までもそのつもりではいたんだけどね……。