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わたしの、和の夏支度はじめ。

文・写真/古庄香哉

夏が近づいてきました。浴衣に花火、祭りに風鈴。日本の夏は、美しい風物に溢れています。そんな充実の季節を愉しく迎えるにあたり、私が気持ち早めにスタートしている「和の夏支度」をお伝えします。

 

浴衣に映える黒髪づくり。

まずは、ヘアケア。年齢とともに髪の質の変化を実感しつつあるここ数年。できるうちにロングヘアを満喫しようと、最近は髪を伸ばしています。カラーリングやパーマを控え、なるべくストレスフリーな環境を整えたところ…艶やかな黒髪が復活してきました。

そうしたら、浴衣と相性ぴったり。結いあげた黒髪は、ハッキリとした浴衣の模様に映えるのですね。艶を出すのに、せっかくならと、和の天然素材「椿オイル」入のシャンプー&リンスを愛用しだしたところ、さらに調子が出てきました。

オレイン酸を含んだ椿油は、頭皮を柔らかくする効果も。指どおりなめらか、サラサラの髪。
オレイン酸を含んだ椿油は、頭皮を柔らかくする効果も。指どおりなめらか、サラサラの髪。

ドライヤーで入念にブロウした後は、つげ櫛で一撫で。大正生まれの祖母から譲り受けたつげ櫛には、日本女性の美が、伝承されている気がしています。「おしとやかになれますように…」というおまじないも込めた、一日の終りの楚々とした儀式です。

伝統的な螺鈿の櫛と、モダンなターコイズブルー櫛。祖母らしい取り合わせ。
伝統的な螺鈿の櫛と、モダンなターコイズブルー櫛。祖母らしい取り合わせ。
 

夏の手みやげ選び。

そして、欠かせない支度が、夏の手みやげ選び。デパ地下を回遊し、新作のスイーツを発見します。今年の大注目は、ヨックモック系列の和菓子ブランド「WA・BI・SA」の「夏季の氷(かきのこおり)」。凍らせて食べるシャーベットです。巾着のようなパッケージもお洒落!

かき氷でお馴染みの「苺・レモン・メロン」の三種の味。
かき氷でお馴染みの「苺・レモン・メロン」の三種の味。

常温で保存できるので、食べたい時に食べたいだけ冷凍庫に投入。かさばることなく、氷菓を愉しむことができます。

右が冷凍した「夏季の氷」。12時間以上凍らせて、常温で10分ほど解凍すると、食べごろ。
右が冷凍した「夏季の氷」。12時間以上凍らせて、常温で10分ほど解凍すると、食べごろ。

程よく解凍し、すこしトロリとしたところを、スプーンでシャクシャクと混ぜあわせると、シロップのかかったかき氷のように。トップは果実本来の味わいの層、ボトムは果実の味わいにミルク風味を加えた層と、二つのひんやりとしたハーモニーが、お口の中で溶けてゆきます。夏の食卓に「涼」と「光」を届ける、ガラスの器とともに、いただきたい一品です。

「涼やかさ」をシャクシャクと、自分で演出する愉しみ。
「涼やかさ」をシャクシャクと、自分で演出する愉しみ。
 

支度十分に、夏のお出かけ。

夏季限定の、意外性ある美味しい手みやげにも巡り逢えたことだし、黒髪も順調に伸びていることだし、さて…夏本番まで、あと2か月少々。他には、どんな和の夏支度があるのかしらと、浴衣の風通しをしながら、思慮するひととき。街ゆく人の、それぞれの支度の工夫を発見しながら、今年は例年以上に、「和の装い」を充実させて夏のお出かけを愉しみたいものです。

手みやげの柄を、和の装いのワンポイントに。
手みやげの柄を、和の装いのワンポイントに。
 

WA・BI・SA
http://www.yokumoku.co.jp/wabisa/

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